◆5月のななかまどのあそび◆
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>>>5月10日 雨<<<


とてもいい詩を、教えてもらいました。
わたしの友人の友人で、シュタイナー幼稚園の先生であり、
またクリスチャンでもある方です。




        〜あしあと〜

ある夜、わたしは夢を見た。
わたしは、神様とともに、なぎさを歩いていた。
暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。
どの光景にも、砂の上に二人のあしあとが残されていた。
一つはわたしのあしあと、もう一つは神様のあしあとであった。

これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、
わたしは、砂の上のあしあとに目を留めた。
そこには一つのあしあとしかなかった。
わたしの人生でいちばんつらく、悲しい時だった。
このことがいつもわたしの心を乱していたので、
わたしはその悩みについて神様にお尋ねした。

『神様。
わたしがあなたに従うと決心したとき、
あなたは、すべての道において、わたしとともに歩み、
わたしと語り合ってくださると約束されました。
それなのに、わたしの人生のいちばんつらい時、
ひとりのあしあとしかなかったのです。
いちばんあなたを必要としたときに、
あなたが、なぜ、わたしを捨てられたのか、
わたしにはわかりません。』

神様は、ささやかれた。

『わたしの大切な子よ。
わたしは、あなたを愛している。
あなたを決して捨てたりはしない。
ましてや、苦しみや試みの時に。
あしあとがひとつだったとき、
わたしはあなたを背負って歩いていた。』

              by マーガレット・F・パワーズ
translation copyright(C)1996 by Pacific Broadcasting Association




わたしはクリスチャンではありません。
でも、最近よく、この詩を読みます。
その理由は、近いうちに。


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>>>5月26日 晴れ<<<


あれよ、あれよという間に、暑くなってきましたわね。
ということは、闘いの季節到来ってことざんす。
闘うって、何と?
それはね、俺様のダ、ダ、大ッキライな冷房とじゃ!

わたくし、自慢できるほどの冷え性でございますの。
で、日本のクーラーは、どこも冷やし過ぎる。
したがって外出時は、靴下、ストッキングはもちろんのこと、
厚めのカーディガン、大きめ冬用のスカーフ、
時には、手袋まで(!)、常に持参。
これだけで、けっこうな荷物になりますのよ、奥様。
その大きな荷物を用意するたび、
ふつふつと、怒りが湧き起こりますの。

ところで最近の流行ものに、"腹巻き"があるって、
ご存知でした?
お腹を出してるお嬢さんたちも、
クーラーの冷えには勝てませんのね。
だからって、腹巻きかい?
ちょっと、ちょっと、方向性がちゃうんでないんかい?
まず、「温度設定を下げよう運動」を開始せんかい!

いつだったか、真夏の昼下がりの下り電車でのこと。
けだるいシエスタでも楽しもうとしていたところ、
車内のあまりの寒さに、凍死しそうになりましたの。
で、俺様は自ら、車掌さんのところに出向き、
ちょいと温度を下げてちょうだいと、
天使の笑顔つきで、お願いしたところ、
<弱冷房車>に移動せよ、と言われたんじゃ。

"アホか、あんたっ!
8両編成全体で、5人ぐらいしか乗ってないのに、
ギンギンに冷やす必要がどこにあるんじゃい?われぃ!"

という内容を、美しく丁寧な言葉に変換してお伝えしたところ、
<弱冷房車>に移動せよ、と繰り返すばかり。
温度を下げない理由も、何一つ説明なし。
・・・・・・・・。
俺は、奴の目の前で、窓を全開にするという、
友好的な態度をとってやった。

今年も闘いの季節じゃ。
真夏に俺様に近づくと、火傷するぜっ!  (←おバカ)


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>>>5月31日 晴れ<<<


桜が完全に散った4月上旬、わたくしの恋人、
たつ坊の入園式の予定がありました。
「ばば様が二人、田舎から出てきて参加するけん、
 てんてん(俺様のこと)も、入園式でる?」
と誘われていたので、
"ほほほ、いいのかい?"なんて言いながら、
あわててスケジュール調整してから、はや2ヶ月。

月日が経つのは、ほんに早い!
ゆるゆる暑くなってきたなぁ、と思ったら、
爽やかな緑が、濃く変化し、空も青さを増し、
ぼたんが咲き、菖蒲が咲き、しゃくやくが散り、
カラーがツンとおすましして、スズランが可憐な匂いを撒き、
ゴールデン・ウィークもあっさり終わり、
梅雨のようなジトジト湿気がやってきて、
衣替をする余裕もないので、Tシャツもなく、
梅の枝は、ニョキニョキ伸び続け、
駅前の燕さんは、もうすぐ巣立ちしそうな様子で、
藤が咲き、あじさいが咲き出し、
夕方の6時になっても、まだまだ明るいことに驚いていたら、
な、な、何と!ワールド・カップまで始まってしまい、
それを病院の一室で見ることになるとは、
本当に、想像すらしてませんでしたよ。

そう、わたくしこの2ヶ月、ほとんどを病室で過ごしてました。
それも、愛しのたつ坊と一緒に・・・。
ちょうど入園式を迎える頃、
たつ坊は熱けいれんを起こし、緊急入院したのでした。
それからは、てんてこまいの日々で、
一時は、生死の淵をさ迷っておるんかい?これはっ?!
と思うような状況にもなり、今やっと、退院を目前にして、
この2ヶ月を振り返る余裕が出てきました。

ひとつの小さな命を前に、
大の大人が、病院関係者を含め、何十人も、
なんにも出来ずに、見守り、かしずき、時に怒り、泣き、
祈り、闘い、笑った日々でした。
それをこれから、ゆっくり振り返ってみようと思います。


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