◆4月のななかまどのあそび◆
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>>>4月2日 雨<<<

先日、敦っちゃんが子供を連れて実家に遊びにきたので、
さっそくお花見をしようと計画しました。
ところが、あなたっ!急に寒くなったせいか、
まだぜんぜん咲いてないじゃん!
で、急遽、敦っちゃんのお家で飲み会となったのです。
珍しく、仕事の山が押し寄せているわたくしは、
必死の形相で、小山を片付け、ママチャリに乗って、
お隣の駅まで行きましたとも。

何しろ高校の時からのつき合いだから、
「こんにちわ〜!」と、ズカズカお家に上がっていくと、
さっそく敦っちゃんのお父様が、
にこにこ顔で出迎えてくださる。
「やぁ、いらっしゃい、ナナカマちゃん」
その声といい、セリフといい、ぜんぜん変わってなくて、
なぜだか、高校生の気分になっちゃうよ。
ふふふ。

実は、敦っちゃんのお父様は、わたしの憧れの父親であり、
ずっと、ずっと大好きな人なのですな、これが。
で、お会いするたび、
「高校の時からずっと、憧れの男性なんですよぉ」
と申し上げておるのですが、
そのたび、「ハハハ・・・」と爽やかに笑われると、
スーッと、別の部屋に消えてしまわれるのです。

そうなの。
お父様は、大変"シャイ"な方なんですの。
だから気をつけなくちゃいかんと、いつも思うのだけど、
何しろお会いするのが、一年に一度とかなので、
つい忘れて、心を全開にして言っちゃうんだよねぇ。

で、先日も、うっかり言いました。
そしたら案の定、「ハハハ・・・」とお笑いになってから、
別のお部屋に消えていかれました。
あぁ、俺ってば。

それにしてもさ。
わたしが好きになる人って、みんな逃げるんだけど、なぜ?
思い返せば、大学の時も、その後も、
「好き好き光線」を投げかけると、取りあえず逃げるんだよ。
開けっぴろげのわたくし、どうもシャイな男が好みでね、
そういう男性へのアプローチを、
完全に間違い続ける自分も、どうかと思うけど、
逃げるってのも、どうなの?
えっ?


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>>>4月3日 晴れ<<<


レスリー・チャンが自殺したという知らせに、
打ちのめされました。
ついこの前、最新作「カルマ」を見たばかりなのに・・・。

香港の俳優で、一番最初に夢中になったのが、
レスリー・チャンと、アンディ・ラウでした。
この二人が出演していた映画が、『欲望の翼』
ウォン・カーウァイ監督1990年の作品で、
レスリーが、アイドルから国際俳優へと飛躍した作品です。

この映画の中で、レスリーは、誰も愛せず、
社会の生産的な一員にもなりたくない、
クールでキザな、ハンサム野郎を演じているんだけど、
若さゆえの冷酷さや、弱さが透けてみえるようで、
こういう男に惚れたら、ゼッタイ不幸になるって、
分かってるけど、ついていっちゃうのよねぇ〜、
と思いながら、かなりクラクラしてました。

(先日は、「シャイな男が好き」と書きましたが、
 守備範囲はけっこう広いんですの。ただし、網にかかる魚は少ない。)

この映画の中で、何度も思い出すシーンがあります。
それは、ランニングシャツとパンツだけのレスリーが、
蒸し暑い香港のアパートで、マンボのレコードにあわせて、
一人踊るシーン。
若さが、これほど息苦しいということを、
こんなにもけだるく、みずみずしく表現するこの俳優に、
本気で惚れこんだ瞬間でした。

まるで熟し始めた果実を、二つに割った時のような、
柔らかい果肉のなまめかしさと、清らかな存在感。
あぁ、レスリー。
もうあなたと、スクリーン越しに会えないなんて。
あぁ・・・。


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>>>4月5日 春の嵐<<<


レスリーの突然の不在に、がっくりしていたら、
友より電話。
あいかわらず、スットコな恋をしてる。
で、よりによって、恋の相談なんかを持ちかけてきましてね。

「彼がね、『次の電話はこっちからするから』って言うの。
 それって、どういう意味だと思う?」
と、しおらしく訊いてくるから、

「そりゃあ、もう電話かけるなってことじゃないの?」
と、冷たく突き放すわたくし。
ちょっと、むごいとお思い?
いいの、いいの。
先制パンチを繰り出しておかないと、後が長いのよ。

で、案の定、長かった。
うだうだと、あぁでもない、こぅでもないと、言い募る。
恋は逡巡と、無駄な堂々巡りだと、知ってはおりますが、
わたくし、だんだん、腹がたってまいりましてね。
だいたい、恋をした時のテンションや表現方法って、
男と女じゃ、違うのが当然でしょう。
それを、自分の感情の波の高さと一緒じゃないとヤッ!
っていうの、そろそろ、卒業してもいいだろうに。
で、とうとう言っちゃいましたわ。

「うだうだ言ってないで、その男に訊けばいいじゃん。
 もう飽きたの?って!」

さすがに絶句しておりましたわね、奴も。
苦手ですわ、恋の相談。
もはや、恋する女の気持ち、
さっぱり分からん状態になりはてましたわね。

いいの。おいしいものが食べられれば。
おほほ。


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>>>4月6日 お花見日和<<<


以前、一緒にお仕事をしたことのある、
年下の友人、ひろみちゃんと、お花見にまいりましたの。
今年は、目黒川でお花見ざんすのよ。おほほ。
もう、満開も満開。
絶好調というか、ムンムンするような妖気を放っておりました。
ここ、夜歩いたら、さぞかし恐いことでしょう。
でもお昼間でしたから、うっとり心ゆくまで堪能できましたわ。
しかも、上野みたいに混まないし、ゆらゆら歩きながら、
おっされ〜なショップも見学できるし、楽しゅうございました。

それから、てくてく代官山まで歩きましてね。
途中、西郷山公園にも出くわして、
そこの桜も拝見いたしました。
この界隈、犬とお散歩されている方が多くいらしてね、
それも、30万以上するような、お犬様ばかり。
雑種を一匹も見かけないってぇのも、
妙な気分でございますわね。ちっ。

さて、見るだけとはいえ、お店を覗いて回るのは、
楽しいもの。
まして、若いひろみちゃんの欲しい物って、
もう完全に、わたくしには縁遠いものばかりで、
懐かしいような、ウキウキするような。

「そのピンク、着るなら今!」 とか、
「あと5年したら、そのデザイン、友達に殴られるわよ!」
とか、
「夏には、このぐらい派手なミュールじゃないと」
などなど、
思い返すと、大変失礼なコメントを横からいれてましたわ。
完全なる、おばさま化現象ですわね。いやん。
でも、本当に着たい時が、着る時なのよぉ〜。
後回しにしたら、後悔するのよぉ〜。
うううっ。

ま、いいわ。
気を取り直して、お昼をいただきましょう。
この日は、ネットで探した、『西安刀削麺』というお店で、
真っ赤なスープの刀削麺をいただきましたのよ。
刀削麺(とうしょうめん)というのはね、
小麦粉のかたまりを包丁で、しゅっしゅっと削って、
下にある釜に飛び込ませて茹でるという、
パフォーマンス付きの麺なの。
でね、それを真っ赤な辛いスープでいただきますの。
中国映画を見ると、たまにそのソバが映ってたりして、
あれ、一度食べたかったんだぁ。

で、その麺の食感がね、モチモチもっちりなのよぉ。
スープも激辛じゃなく、まろやかな辛さで、おいしかったっす!
他にも、パンのようなものを細かく千切って、
羊肉のスープで、粥状にしたものとか、
豚の耳や、ニガウリなども、
香辛料がたくさん使ってあって、刺激的。
期待通りのおいしさで、大満足、大ハッピーでございました。

・・・・・明日につづく。


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>>>4月7日 晴れ<<<


今年の桜の美しさも、この目に焼き付け、
刀削麺も、わたくしの細胞の一部と致しました。
さらにこの日、この耳に取り込んだ、ひろみちゃんのお話も、
大変たのしくて、脳みそも大喜びでございましたのよ。

彼女は今、弁護士事務所で事務のお仕事をされてましてね、
そこのお客様というのは、当然のことながら、
離婚や、金銭、事業のことで、どんづまりになって、
相談を受けに来る方ばかりなわけですな。

特に若い彼女にとって、ショックだったのが、
離婚問題で駆け込んでくる女性が、離婚が成立したとたん、
これが同じ人間かと思うほど、
キレイに変身してしまうことなんだそうなの。
わっはっはっ!

そうそう、男と別れると、女はキレイになるのよぉ。
不思議よねぇ。ふっふっふっ。
でも、20代のひろみちゃんにとっては、謎だし、
夢も希望もあるはずの結婚って、本当は何なのぉ?という、
大いなる困惑と、不安な気持がこみ上げてくるわけね。

でもって、その疑念に追い打ちをかけたのが、
事務所の女性弁護士の、お言葉だったとか。

『自分に男を見る目がないと思ったら、金よ。
 金で選びなさい。
 最終的に別れるにしても、それで解決できるから』

って、そんな身も蓋もない・・・。

でも、おかしい。くっくっくっ。
ひろみちゃんの当惑にも、同情しちゃうけど、
その意見も、よく分かるっす。
わ〜っはっはっ。
その弁護士先生も、ご苦労されていらっしゃるのねぇ。
数々の痛恨の経験から導き出した、
最も合理的で、極端な答えが、かぁ。
いやはや、物事というのは、見る角度によって、
これほど違うとはのぉ。

わたくしは未婚ですから、いいアドバイスなどできませんが、
結婚生活を長続きさせてる、よきカップルを見ていると、
『顔が好き』とか、『頭の形がいいの』とか、
『手の匂いが好き』・・・などなど、
それって、何だよっ!
というような理由で付き合っているカップルって、
あんまり壊れないんだよねぇ。

意外に壊れやすいのが、駆け落ち組と、長い春組。
それとやっぱり、勢い結婚組と、依存組だわね。
でも、人生いろいろ。
一度経験して、大失敗するのもいいかもよぉ。
わたくしは、ご遠慮申し上げますけどね。
おほほ。


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>>>4月8日 曇り時々雨<<<


今日は、『ハートピー』の日でした。
この会はね、障害を持つ子供たちに、
機能回復訓練を受けるための、サポートをしてくれる会です。
訓練プログラムをつくってくれるのは、
イギリスの『ブレイン・ウェイブ』という非営利組織の
OT(作業療法士)の方々で、
たっちゃんが、このプログラムに参加するのは、
これが二度目です。

たつき君は、去年脳症にかかり、重度の障害を受け、
この訓練プログラムを始めて、半年、
ずいぶんと身体が動くようになっただけでなく、
笑顔も出るようになり、
赤ちゃん言葉である、喃語を話すようになり、
ゆっくりだけど、確実に、進歩しているの。

たっちゃんが脳症になったのが、去年の4月7日。
入院したのが、4月9日でした。
最初、たっちゃんが生死の淵をさまよっていた頃、
どんな力でもいい、神様でも悪魔でもいい、
たった4歳の、この小さな命を救うために、
とてつもなく大きな力を借りて、
この子にいい風を送ろうと、毎日、毎日、
祈ることしかできなかった日々が続きました。

そのつらさは、何度思い返してみても、
本当に、胸をかきむしりたくなるほどです。
心臓に毛が生えているなどと、
心外なことを言われたりもする、このわたくしが、
しばらく誰にも、たっちゃんの様子を 話せませんでしたから。
だって、一度でも不安を口にしたら、
その通りになっちゃうような、そんな気がしたんだもの。
でも、一番つらかったのは、たっちゃん自身だったよね。

そのつらさをよく耐えて、やっと退院したのが、9月。
それから毎週、たっちゃんの成長を見守ってきたけれど、
彼は、信じられないほど真っ直ぐに、生きていて、
チューブではなく、ちゃんと口から食べられるようになり、
こちらの言葉が、ハッキリ理解できるようになり、
泣いたり、言葉を発したりして、今の気持を表現しようとし、
とうとう、立ち上がろうとするまでになったんだぞぉ。
スゴイぞ、たつきっ!

そんな彼の毎日に、くじけるとか、諦めるとかいう言葉は、
一切ないのよ。
しかも、歯を食いしばって努力するなんていう、
セコくて、しみったれたガンバリじゃなく、
ただただ素直に、前へ、前へと、歩を進めていくの。

そんな、たっちゃんの側で、わたしが出来たことと言えば、
旗を振って、応援してきたことぐらい。
でも、そばでブンブン旗を振っていたことが、
わたし自身にも、強い風を送り込んでいたんだと、
それに気づいたのは、かなり後になってからでした。

誰かの力になろうとすること、助けようとすることは、
つまるところ、助けられることと、同じだったんだね。

そうそう、今日、たっちゃんは、
『SMILE賞』というのを貰ったんだよぉ!
笑うなんて、当たり前のことのようだけど、
笑えるって、本当にすごいことなの。

自分の心もうれしくて、その喜びが表現できて、
その笑顔で、他の人にも笑顔をもたらすことができるなんて、
まさに、魔法の力でしょ?
ママもパパも、誇らしげに笑っていたもんね。
それもこれも、みんな君が起こした奇跡だもんね。

たっちゃん、これからも毎日、一緒にたくさん笑おうね。


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>>>4月19日 晴れ<<<


原さんの個展も、大盛況のうちに終了いたしました。
ところで今回、わたくしがゲットいたしましたのは、
ワイン・グラスです。

実は、原さんのワイン・グラスは、もう持っているので、
デミタスをコレクションしようかな?どうしようかな?
やっぱり、使いでのいい小皿かしらん?
などと、悩みに悩んでおりましたら、
原さんが、とてもうれしそうなお顔で、
『今回のワイン・グラスは、進化したんですよぉ〜』
と、ニコニコおっしゃるので、
初日のパーティーの時に、使わせていただいたら、
あらっ?!なかなか、ふくよかなお味がいたしますわ。

原さんは、シンプルな日常の器を制作されておりますが、
形や、手触りだけでなく、
飲み物や食べ物が盛られた時の、
その香りや味が、どれだけ引き出せるかにこだわり、
そのよさを追求される作家さんです。
なので、『進化』という言葉を信じ、一つ購入いたしました。

会場でいただいたワインは、そこそこいいワインですから、
おいしいのは、当たり前。
帰宅して、即座に、ただの安ワインを注いでみましたとも。
したら、あなたっ!ちょっと、ちょっと!
ホント、ぜんぜん違うわぁ〜!
雑な香りも味も、軽やかでフルーティーに化けたざんす。
ありゃ、これはびっくり!

ついでに、日本酒、お茶、コーヒーでも試してみましたが、
どれも全部、数段おいしくなりますの。
何だか得した気分で、うれしくなっちゃったよぉ〜。
もちろん、今までの器も、他のカップと比べれば、
十分おいしさが引き立つのですが、
確かに、これは、『進化』と言えるおいしさです。
これは、スゴイよ、原さんっ!
職人魂、確かに拝受いたしましたっ!

翌日、すぐに原さんにお電話したら、二日目で完売したとか。
初日にゲットしておいて、正解でした。
また一つ、食卓が豊かになったっす!
ありがとう、原さん!

左が今までのワイン・グラス。右が2003年、最新作!
腰がぼってりして、口のところがフワッと丸くなってるのが、 いいのよぉ。
香りがよくなるのは分かるとして、 味まで変化しちゃうなんて、
器っていうのは、奥が深いのぉ。
ふむふむ。


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>>>4月29日 晴れ<<<


緑が爽やかで、まぶしい季節になりましたわね。
この季節、わたくしの季節、と決めているほど、
大好きなんですの。
ところで、近日中に立ち上げる予定なのですが、
やや本格的に、野菜作りに挑戦しようと思ってましてね。
先週、お隣の"農の師匠"と共に、
農協やら、DIYなどに出かけて、苗を買ってまいりました。

今、育てているのは、レタス、トマト、小玉スイカ、なす、
ピーマン、シシトウ、アシタバ、イチゴ、ルッコラ、
パセリ、ローズマリー、などなどですの。


(↑やや本格的、「ななかまど農園」ざ〜ます。おほほ)

でね、その帰り道、デジカメ用のスマートメディアを買いに、
安売りの電気屋さんに寄ったら、一台だけ特別に、
パソコンが大安売りになってましたの。
液晶ディスプレイで、DVDも、CD-RWも、いろいろついて、
何と13万円だったかな?
「これは買いか?」と、思わず気持が動きましたわっ。

でも、不安定な職業ゆえ、
自給自足への道を試みるわけだから、
そんな安易に、衝動買いしてる場合ではございませんのよ!

それにしても、液晶ってキレイねぇ。
母かまが使っているノート・パソコンも、液晶なのですが、
その展示品は、ただのTFT液晶ではないようで、
本当に色鮮やか、気のせいか、立体的にすら見えますの。
(おい、おい)
さっそく、そのパソコンの前に椅子を持ってきて、
ネットで、いろんなHPを観察してみました。
もちろん、自分のHPもね。

そしたら、あなたっ!
あんまりキレイな画面なので、わたくしの雑な画像処理が、
「モロバレ」じゃございませんのっ!
壁紙を提供してくださる、やんもさんのコーナーは、
さすがにキレイに見えておりました。
やっぱり、プロは違いますわねぇ。
ところが、わたくしが取り込みから、加工までやった、
敦っちゃんのコーナーは、あまりに雑で、
ちょっと、キタナイ印象すら受けるじゃありませんかっ!
大・大ショ〜ック!

あぁ、これから全部やり直さないと・・・。
でもわたくしのパソコンは、液晶じゃないから、
まっ、いいか。
(って、こら!)


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