◆6月のななかまどのあそび◆
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>>>6月4日 晴れ<<<


実はね、敦っちゃんの妹のまきちゃんが、
な、な、何と!たっちゃんの家のすぐ側に、
住んでいるのを、ちょっと前に知ったんですの。

でもってね、まきちゃんは、ズボラな俺達とは
エライ違いで(って、敦っちゃんゴメン!)、
敦っちゃんと、俺様が、ロクでもないことして、
お母様に怒られてる時でも、
しっかり、きっちり、完璧に、立派な妹だったわけっす。

お料理も上手だし、キレイだし、ミシンで何でもつくっちゃうし、
陶芸もやってるし、もう、あれもこれも、
先生になれるぐらい、極めちゃうわけね。
(実際、子供が生まれるまで、
 お料理と陶芸は、教えていたのよん)

でもって、そのまきちゃんが、
お家をつくろう!、ということになって、
自分の好みとぴったり合う、設計士さんと出会うまで、
な〜んと2年半もかけて探し出し、お家を建てたわけっす。

フムフム。
それは、ちょいと後学のためにも、見学せねばなるまい。
と、家を建てる予定も、甲斐性もない、
わたくしとたつき母は、たっちゃんのお散歩と称し、
のこのこ遊びに行ったわけっす。
ケーキと、花束をもってな。

遅刻を気にしつつ、走って行ったれば、
(もう、遅れるなよぉっ!)、
外でまきちゃんが、待っていてくれたっす。
わはは、遅れちゃったよぉ〜、ほほほほほ。
まぁ、外観からして、スッキリ、シンプル、
きれいっす!

さっそく、上がらしていただきましたともっ!
半地下は、作業場となっていて、陶芸をやる場所ですな。
ふむふむ。
で、一階はと言うと、ど〜んと、
それこそ本当に、ど〜んと
広〜い、ダイニングキッチンと言うのかしら?
とにかく、ど〜んと、開放感あふれる空間になってるわけよ。

ほっほぉ〜。これは、これは、・・・

・・・・・・と、しばし、無言の俺達。

いや、別に、圧倒されたってわけじゃなくて、
とっても気持ちのいい空間になっていてさぁ、
何ていうのぉ、驚きつつ、くつろいじゃってるっていうかさぁ、
ここに、ずっといてぇ〜、いてもいいっ?
決めた!枕もって、今度ここに来るわ!
って、感じ?

・・・って、わけ分かんないぐらい、興奮してきたので、

つづく。


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>>>6月5日 晴れ<<<


さて、まきちゃんの家の居間の、広〜い空間、
そうですなぁ、20畳ちょっとあるよねぇ、きっと。
奥にキッチンが、対面式であって、
その前に、大きなテーブルがあって、
中央部にはソファがあって、
赤ちゃん用のマットや椅子もあって、
かわいいお嬢ちゃまが、大人しく寝ころんでいらっさる。
あぁっ。
俺様も、こういう環境で育ったら、
もっと違うキャラになったんだろうか・・・。ふぅ。

でね、みんなでお茶とケーキをいただきましたの。
そのお茶がさ、あなたっ。
まきちゃん手作りのカップに、注がれているわけよ。
それも、また、女性の手にちょうどいい大きさと形で、
しかも、お茶がおいしそうなのは、もちろんのこと、
うれしそうに、見えるじゃありませんのっ。
ス・テ・キ。
俺様の日常とは、エライ違いなのである。

あっちこっち、キョロキョロするんじゃないよっ!
と、思いつつも、キョロキョロ見回す、俺達。
たつき母は、さっそくドイツだったかのおもちゃを見つけて、
くるくる回し始めやがったよ。
だから、触るなって。こらっ!
と思いつつも、俺様も一緒に回しちゃうし。(こらこら)

あっちを見ても、こっちを見ても、
かわいらしくて、キレイな小物が、センスよく並んでいるの。
ふむむむむ。
これだよ、このセンスだよなぁ。俺様に欠けてるのは。
っていうか、その前に、片付けだよっ。

なんて思いつつ、お嬢ちゃまの、みおちゃんと遊んでいると、
エリや袖口にヒラヒラのついた、かわいい服を着てるので、
この服かわいいねぇ、と言うと、
何ですか、みおちゃんのお洋服は、
ぜ〜んぶ、まきちゃんの手作りなんですと!
おおっ!これも手作りっすかっ!
ふ〜ん、ふ〜んと、たつき母はエラク感心して、
お洋服を眺めているのでした。
たっちゃんは、ユニクロっ子だもんなぁ。ぷぷぷ。
(余計なお世話だっ! ← たつき母談)

そういうわけで、ゆったりと、楽しい一時を過ごさせてもらい、
また、たつき母と帰ってきたのでした。
その帰り道、たつき母がポツリ。

「何か、自分の家に帰りたくないよね。」 

「ほんとだよなぁ。ゴミ溜めに帰るようなもんだもんなぁ。」
と、わたし。

「おい、おい、俺の家だよ、こらっ。」

「あっ、すんまそん。
 ちゃう、ちゃう、あたしん家って意味だよ。
 でもさぁ、何か、俺達って、
 人間らしい暮らし、してない気がせん?」

「確かに・・・」

などと、ブツブツぼやきつつ、
何か変わった形のナベがあったよねぇ、とか、
かわいい小物の、飾り方や、手作りのお茶碗など、
絶対に真似ることのできないセンスについて、
無駄な話し合いをした結果、
とりあえず、俺達にすぐできることとしては、
ゴミを捨てることだな!と、
固い決心をする、二人なのでありました。

・・・って、レベル低くないか?おい。


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>>>6月6日 晴れ<<<


アルタイのボロットさんのライブに行きましたの。
詳しくは、↑ここをクリックしていただくと早いのですが、
ロシア連邦アルタイ共和国(The Republic of Altai)という、
カザフスタン・中国・モンゴルと国境を接する国には、
「カイ」という独特の歌唱法があって、
その国では、何と2000年もの長い間、
アルタイの英雄叙事詩を、歌い継いできたそうなんです。

実は、わたくし、カザフスタン近辺に、
ちょっと興味があるんですの。
というのも、もう何年も前のことですが、
テレビで、カザフのドキュメンタリー番組を見ていたら、
な、な、何と!わたくしと、瓜二つの女性が、
映っているではありませんのっ!
おおっ!もしかして、わたくしのルーツは、
このあたりに、存在するのかっ?!
・・・以来、この地域の催し物は、
一応、チェックしているのでございます。

さて、そのボロットさんの声ですが、期待通りというか、
それ以上に、ものすごい声で、圧倒されましたわよ!
低周波が、地底から響き渡っているような低音を基調に、
草原を強い風が吹き抜けるような、高音も聞こえて、
お経のようなメロディが、うねりながら繰り返されると、
何やら心がざわざわしてきて、
ある映像の中に、ぽ〜んと放り出されるような、
不安と快感が交錯する声なんです。

それに耳を傾けているうちに、頭がボーッとしてきました。
意識の半分は、ボロットさんの歌を聴いているんです。
でも、もう半分は、どこか遠い世界を彷徨っているようで、
しかも、さっきとはまったく違う映像が、
頭の中に浮かんできてしまうのでした。
ちょっと気持ちの悪いことに、その映像は、
わたくしの『虎馬』に関係しているものだったのよね。

結局、むむむ〜っと、うなされるような感じと、
ボロットさんの声の、妙な心地よさに揺られながら、
奇妙な時間を過ごすことになりました。
重苦しいような、ハイになって酔っているような、
魂の奥底で眠っている、無意識の領域に踏み込んで、
揺さぶりかけられているような状態で、
もしかして、幽体離脱って、こんな感じかも・・・?

そして、その夜のこと。
歯が抜けた夢を見たのです。
右上の一番奥の歯が、見事にポロっと。
それもまた、妙にリアルな体感と、また浮遊感もありで、
起きた時、とってもダルかったわぁ〜。

気になったので、夢占いをチェックいたしましたわよ。
そうしたら、「歯が抜ける夢」というのは、
何か新しい波がやってくる、変化の兆しなんですって。
ふむふむ。

そもそも、あの歌唱法は、アルタイのシャーマンによって、
歌い継がれたらしいんですの。
シャーマンの魔法の力でもって、
わたくしの無意識のドアが、開いたのかしらねぇ。
いやはや、人の声の持つ力のすごさに、
圧倒された夜でございましたわ。
もうこうなったら、この地域を歩いてみないとなりませんわね。
ふむ。

ところで後日、敦っちゃんに電話して、この話をしたら、
敦っちゃんも、ちょうど恐い夢をみていました。
死んでるはずの巨大カマキリに、突然、襲われた!
のだそうです。ぷぷっ。

夢占いでは、精神的に追いつめられているとありました。
珍しく、お疲れなんだねぇ、敦っちゃん。
そう言えば、
『昼寝もぜんぜん出来ないぐらい忙しい!』
と怒ってたしなぁ。
・・・って、いつもシエスタしてるのかよっ!


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>>>6月26日 曇り<<<


やだっ!
ちょ〜っと更新を怠けていたら、もう月末じゃん!
この間、何をしておったかというと、
毎年恒例の梅酒作りと、ラッキョを漬けておったのですな。
それから、プランター農業だけでも大変なのに、
アサガオの苗まで、5種類もいただいたり、
「隅田の花火」という、アジサイをいただいたり、
そんなこんなでバタバタしていたら、この梅雨で、
カモミールが病気になったみたいだし、
ルッコラは、てふてふの子供に食われまくっているし、
くっそぉ〜っ!と、木酢液片手に、ムシと闘う合間に、
仕事したり、遊んだり、遊んだりの日々でございました。

中でも、今月はじめに、みさっきぃのベィビー、
明日香ちゃんが、いよいよハイハイの練習を始めたという
お知らせメールが、舞い込みましたの。
ハイハイは、自らの力で、地球探検に出かけるという、
人生の大イベントでございます。
何をおしても、行かねばならぬっ!

で、久しぶりに明日香ちゃんとご対面!
そしたら、な、な、何と!
じ〜っと、わたくしを見つめられてから、
大粒の涙をこぼして、泣き始めるではありませんのぉ!
しかも、口を思いっきり、"への字"にして。
ほぉ〜っほっほっ!
これは、あれですね。人見知りってやつですわね。
まぁ、順調に成長しているじゃございませんのぉ。
ぷぷぷっ。

でも、好奇心が強そうな、じゃじゃ馬姫様は、
すぐに、わたくしの存在にも慣れましてね、
ニコニコさんになっちゃうのよぉ。
(そんな簡単に打ち解けちゃって、よろしいのかしら?)
そして、くるりっと、寝返りを打たれましたの。
「きゃあ〜っ!明日香ちゃん、じょうずぅ〜!」
と、歓声をあげると、ウケたことに大変満足気なご様子で、
さらに、ハイハイまでやろうとなさったのね。

ところが、まだ腕の力が弱いので、上手に前に進めないの。
時々、ずりずり後退しちゃうし、
何より、腕立て伏せの途中のような形のまま、
お腰を振られたり、片腕立ちをして見せてくださったり、
もう、エンターテナーぶりを発揮する、する!
ぷぷぷっ。

それに、いちいち拍手していたら、
誇らしげな笑顔で、お応え下さいますのよ。
「わたしって、スゴイでしょ?!」って顔つきで。
ちゃんとしたハイハイは、まだまだなんですけどねぇ。
でも、その瞳の輝きといったら、あなたっ!
スーパー・スター明日香!
って感じでございましたわっ。
このお嬢様の絶対感、どこから生まれるのかしら。
生命って、本来こういう絶対感で、輝いているものなのねぇ。
いやはや、感心、感心。

しかも、「もっと練習しなさい!」なんて、誰も言わないのに、
凝りもせず、ハイハイの練習を繰り返すの。
時々、できなくて、メソメソ泣いたりもするんだけど、
また、新しい気持ちで、挑戦するのよ!
そのけなげなことと言ったら、あなたっ。
うるうるものでございますわよぉ。

こんな風にして、わたくしも筋力をつけてきたのねぇ、
な〜んて感慨にふけっているうちに、
ハイハイも、上手にできるようになったし、
6/17には、つかまり立ちまで出来るようになりましたの!
あっという間でございますわねぇ。
いやはや。


       <<ハイハイ前のスーパー・スター!>>


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>>>6月30日 曇り<<<


先週のことですが、例の敦っちゃんと一緒に、
上野で絵を見てまいりましたの。
『ロマノフ王朝展』と、
『ヴィクトリアン・ヌード展』の二本立て。

『ロマノフ』はねぇ、宝飾品とか、ドレスとかを、
あらっ?!まぁ!って、マダムのまなざしで眺め、
時々お気に入りを見つけては、ガラスに貼りついて、
「わたくし、これいただいてもよろしくてよ」
な〜んて言って、遊んでましたの。

でも、あなたっ!
ラストの方で、ずら〜っと並べられた、
真珠のイコンと、主教様のマント!
ちょっと吐きそうだったわ、わたくし。
「このクソ坊主っ!贅沢にもほどがあるぞぉ〜!」
っと、温厚なわたくし共も、
額に怒りのマークを入れて、立ち去ったのでございます。

お次は『ヴィクトリアン・ヌード』ね。
これは、ためになりましたわねぇ。
というか、呆れたと言うか。

時代は19世紀、ヴィクトリア女王時代(1837-1901)の英国。
裸体画がタブーだった時代なので、
ヌードを描きたい画家は、古典的な古代の神々や、
聖書などからの逸話を、主題にして描いていたのね。

でもヴィクトリア朝後期になると、題材は神聖であっても、
より大胆なテーマを前面に出したヌードを描くようになって、
それが世の中にセンセーションを巻き起こしたんだそうよ。
ま、物議をかもすでしょうよ、この絵ではねぇ。

たとえばさぁ、とある領主が重税を村人に課して、
それに異を唱えたある若く美しいマダムに、その領主が、
「一糸まとわぬ姿で村を通過したら、考えてやってもよい」
と言って、マダムは村人に見ないように頼み、
無事村を通過し、村人も重税を逃れたという、
ほんにゲスなお話があるのね。

でもって、その絵がさぁ、ぷりっぷりの馬の上に、
清楚な女性のヌードなわけよ。
おいおい、これってただの欲望を絵にしただけじゃん!
官能美でもなく、ただのお色気じゃん。

しかも信仰と弾圧の果てに殺された女性のヌードとかは、
道徳的にも許されるので、二重な喜びをもたらしたらしく、
その精神のありかを顧みない、えげつなさと言ったら!
こんなんだったら、現代の欲情をあおる絵の方が、
よっぽど正直でよろしいと、感じたほどっす。

しかもあなたっ、奴隷売買の絵とかもあって、
それは南の方では、こんなことがあって、
女性は完全に、人権を無視されてるんですよぉ〜、
というタッチの絵なんだけど、
これって、最近見たな、とおいらは気づいたっす。

北朝鮮の喜び組でしたっけ?
あれを、テレビが、興味本位に連日流し続けてたでしょ?
これって、もうセクハラじゃん、
と、おいらは不快に思ってたんだけど、
百年以上経っているのに、何にも変わってないやんけぇ〜!
あぁ、人間の欲望って・・・。

でも確かに、この流れの中に、
河に流され、狂気のはてに水死するオフィーリアを描いた、
ミレイの「オフィーリア」みたいな、
標本チックな絵が誕生するんだろうねぇ。
ったく、女性を何だと思ってるんだかっ!

しかも、ロンドン・アカデミーの奴らは、
女性の画家を、ヌード教室には入れなかったんだぜ〜っ!
女は欲望の対象になってもいいけど、描く主体となるなど、
もってのほかと言うわけね。
けっ!

敦っちゃんも、勢いあまって一言。
「どうもイギリスの男は、ダメだと思ってたわよ!」
って、それはちょっと、いくらなんでも・・・。(笑)

その後、気持ちを鎮めるために(?)、
芸大そばの『桃林堂』さんにお寄りして、
お抹茶とお菓子を、いただいて帰りましたの。
大変おいしゅうございました。
おほほ。


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