◆11月のななかまどのあそび◆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>>>11月3日 雨のち曇り<<<


京都に到着して、ホテルにチェック・イン!
お寺さんも一つ拝見したし(「三十三間堂」)、
<秋の夕暮れ>も、清水の舞台から見たし、
ささっ、残るは夜のお楽しみどすえぇ〜!
それは、『お食事』だすっ!

今回、熱心にグルメ情報をかき集めましたが、
5千円以上のランチとか、1万以上の会席料理とかは、
オミットさせていただきましたの。
だって、一人旅だしさぁ、そういうお食事は、
お友達と一緒に、いろいろお話しながらいただくのが、
楽しゅうございましょう?

もう一つのチェック・ポイントとしては、
取りあえず、名店と謳われているところを制覇すること。
正直言って、みんなが行く所は、敬遠しがちな、
<あまのじゃく・ななかまど>なのですが、
京都は初心者ですし、時間もないときてますから、
基準となる"ものさし"があった方が、効率がよろしい。
と言うわけで、最初の夜に選んだのが、
鯖寿司で有名な、『いづう』
四条通りから、ちょっと奥に入ったところにあるお店どすえ。

で、さっそく鯖寿司を注文しようとしたら、
お店の方に、鯖寿司は東京でも買えるので、
ここでしか食べられないものを食べられませんか?
と言われ、ナルホドと、
『京寿司盛合せ』(3200円也)をお願いし、
お酒を一合いただきました。うふ。

出されたら、すぐ口にしてしまったので、写真がございません。
この写真のイメージが、一番近いので、ここをクリック!
キレイでございましょう?
わたくし、この旅の間、さんざん食べたくせに、
その写真が少のうございます。
目の前に出されると、つい手が出て、もう食べてるんですの。
お里がしれますわねぇ。はぅっ。

お盆に盛られたお寿司は、鯖寿司、えびと小鯛の箱寿司、
そして太巻きです。
そしてお味は・・・?
う〜むむむ。
これは、これは、大変満足いくものでございました。
太巻きの海苔が、極上品だったこと。
(鯖寿司よりも、こちらの方がおすすめなんだそうですよ。)
何より感動したのは、お酢のすばらしさ。
何でも、特定の顧客のみに納めているので、
市販されてないんですって。くすん。

お酒は、名前を失念しましたが、京の地酒だそうで、
このお寿司に一番合うものを、用意されてるんだそうです。
品のいい、するっと喉を通っていく、柔らかいお酒だったので、
お寿司には、負けてしまうかしら?と、思いましたの。
わたくし、もう少し、すっきりした感じが好きなもので。
ところが、奥様!
お酢が、もう、すんばらしくまろやかなので、
確かに、ぴったりなんざんすのよっ!
京都に来たわぁ〜、という感じの、
奥ゆかしく、でも高級であることを隠さない、
雅なお味でございました。

ちなみに、小さなお店の奥に、茶室がございまして、
その部分だけ、100年以上前の建物だそうです。
その向こうには、一畳ほどの小さなお庭があるのですが、
これがまた、京都らしいお庭どすえ。ぜひ。

ところで、鯖寿司のみ、京都高島屋、大丸、伊勢丹と、
夏場を除く(10月〜4月)期間は、
梅田阪急、福岡三越、横浜そごう、
東京は、東京駅大丸、日本橋三越、銀座三越、
恵比寿ガーデンプレス三越、池袋西武、渋谷西武で、
数には限りがあるけれども、お買い求めできるそうです。
鯖は、1月〜2月が一番おいしいので、
その頃、そっとゲットして、ひっそりいただきましてよ。
ほほほ。

でね、ちょっとお高いんですけれど、2人前の方が、
味が落ちなくて、おいしいそうです。
1人前は、小さいので、その分、ぱさつきが出やすいと、
お店の方がおっしゃってました。
仮に、ちょっと味が落ちてしまったら、
こんぶで巻かれた上から、バーナーで火を当てるか、
フライパンで、軽く熱すると、
また違った、驚くようなおいしい味を体験できるそうなのよん。
ふ〜ん。
食いしん坊としては、すぐにでも試してみたいわねぇ。

というわけで、いい気持ちでホテルに帰ってきて、
「銀閣」さんの大浴場に入らせていただいて、
ちゃぽちゃぽ、心ゆくまでくつろぎ、
お部屋で、エビスの黒をキューッといただいたら、
コトンと寝てしまいましたわ。
極楽、極楽。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>>>11月9日 曇りのち雨<<<


さて翌朝も、ぴっかぴかの晴天だす。
この日の『食』のスケジュールは、てんこもり!

しかしまずは、ホテルのすぐそばにある、
東本願寺に向けて、早朝散歩!
いや、かっこいいねぇ、東本願寺!
いよっ!

たびたびの火災で、創建当初の伽藍は失われたけれど、
明治28年に再建されたこの御影堂(高さ37m/幅76m)は、
奈良の大仏殿に次ぐ規模の木造建築で、
大広間は、何と927畳もございますのよ!
わたくしそこで、朝のお勤めに参加させていただきましたの。
ほんの数分ですが、身も心も清まりましたわ。
ささっ、お食事にまいりましょう!


目指すは、『イノダコーヒ』本店でございます。

いただきましたのは、もちろん、京の朝食セット(1000円)
こちらのコーヒーは、お砂糖とミルクがすでに入っております。
コーヒーの香りに、豊かな丸みがあって、ほんのり甘く、
懐かしい気持ちにさせるコーヒーです。
実は、はるかかなたの事ですが、伊勢丹の京都物産展で、
イノダコーヒのブースで、アルバイトしたことがございます。
その時いただいたコーヒーと、まったく同じ香りと味ですわ。
お懐かしゅうございます。(涙)

数年前、火事で全焼されたと伺いましたが、
完全リニューアルされて、離れ風の旧館などは、
昔と同じように復元されているそうで、
そこは完全禁煙ですので、そちらでいただきました。
かわいらしいテラス席を拝見しながらの、 ゆったりした一時。
オレンジジュースにサラダ、スクランブルエッグにハム、
そしてクロワッサンという、コンチネンタルブレックファスト。
大変おいしゅうございました。
写真を撮るのも忘れ、ペロリといただきました。

こちらのお店の自慢は、コーヒーはもちろんのこと、
給仕をしてくださる方の、サービスのすばらしさでございます。
品よく、慎ましく、丁寧で、でも肩の凝らないサービスに、
朝から、爽やかな気分にさせていただきました。
ごちそうさまでした。


ささっ、実は「『イノダコーヒ』さんと目と鼻の先に、
手作り足袋の『分銅屋』さんがございます。
元治元年(1864)創業で、 京都には2軒しか残っていない
足袋の老舗でございます。
戸をガラガラっと開けますと、
江戸時代にタイムスリップ した感じがいたしましたわ。

こちらには、白と黒の足袋以外に、色足袋というのか、
かわいらしい小紋足袋もございます。
あんまりかわいらしいので、どれにしようか悩んでいたら、
職人肌のご主人が、あいそも何もなく、(笑)

「まず足のサイズをはかりましょ。おいくつですか?」
と、訊かれたので、「23.5センチです」と答えますと、

「はい、靴下脱いで。はい、ここに乗せて。」
「はい、23センチですな。じゃ、これ履いてみましょ。」

と、出された白足袋をはきましたら、あらびっくり!
肌に吸いつくように、ぴったりでございます。
そう、足袋は、やや小さめがかっこいいのでございます。
それにしても、何と気持ちのいい履き心地!

さんざん悩んで、紫の「藤つた」にいたしました。(3500円)
選んでいる間、ジリジリさせちゃったかな?と思ったけれど、
じっと我慢して待っててくださった、ご主人と、
ここで初めて、笑顔をかわし、
しばらく、お話しいたしましたのよ。ほほほ。

藍染めのパンツを持っておりますので、
それに合わせて履こうと思います。
次は、かっこいい草履を探しませんとな。
なはは!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>>>11月11日 雨のち曇り<<<


朝ご飯もしっかり食べて、かわいい足袋もゲットしたし、
さぁ、元気に歩いて、次に目指すは、
京都の台所錦市場っす!
(マスコット・キャラ、錦ちゃんがお出迎え!ぷぷっ)

朝食をいただいた、「イノダコーヒ」さんの前を通って、
そのまま南に3ブロックほど行くと、錦市場のはず。
京都は、道が碁盤の目のようになっているので、
方角さえ間違えなければ、迷うことはないんだけど、
この1ブロックって、150m〜300mぐらいあって、
すぐそこと思っても、意外に遠かったりするから要注意!
実際、わたしはこの日、朝起きてから、錦市場に辿りつくまで、
だいたい3キロは、歩いてると思うっす。
はぁ。

HPを読むとね、この市場、
何と、安土桃山時代からあるらしいよぉ〜!
ひゃあ〜っ!
確かに、長い長い歴史を感じる市場です。
細い通路の両脇に、びっしりお店があってね、
それが、ず〜っと向こうまで続いてますねん。

ささっ、錦市場の堺町通りの角に到着!
そこに、目的のお店『こんなもんじゃ』がございます。
お豆腐屋さんですが、ここの『豆腐ドーナッツ』
食べてみたかったのよん。ふっふっふっ。
ありました、ありました。8個150円也!(やすっ!)

あげたてのドーナッツは、ふわふわしてて、おいしいっす!
ぜんぜん油っぽくなくて、素朴で、ソフト。
これなら、ポイポイ食べられますわ。
おっと、いけないっ。
今日はこれから「三千院」に参りますので、
その道中でいただくため、とっておかなくてはね!

ところでお店の商品を眺めておりましたら、
『豆花』(250円)という、新商品を発見!
何でも、お豆腐を5分ほど蒸して、
そこに黒みつなぞをかけていただく、デザート豆腐。
ふ〜むむむ。
「すいません!『豆花』もくださいっ!」

お店のかわいらしい娘さんが、作ってくださいました。
はふはふ、いただきましたわ。
ほぉ〜。これは、何と懐かしいお味でしょう。
お豆腐のぷるぷるんとした舌触り、
大豆のほのかな甘い匂いと、黒蜜の甘さにまみれて、
赤ん坊になった気分です。
これは、おいしさの頂点を目指すというよりも、
心の故郷を目指してるような、お味ですなぁ〜。
これ、50歳、60歳ぐらいの紳士が食べられたら、
「おかあさ〜ん!」と、心の中でつぶやいて、
そっと涙をこぼしたりして・・・。
そんなお味でございましたわよ。ふふふ。

さて、『こんなもんじゃ』を出ましたら、お隣から、
「ふ」という文字が、たくさん飛び込んできましたの。
おやっ?ここは、もしかして、
あの、『麩嘉』さんではありますまいかっ?!
あらあらっ!錦市場の中にも、お店があったんですねぇ。
わたくし、知りませんでした。
本店に行くため、「二条城」まで行こうと思っていたのですが、
これは、ラッキーどすえ!
(京都伊勢丹にもあるそうですが、数に限りありとか。)

さっそく、「麩まんじゅう」を1個ゲット。(200円)
これも、後のお楽しみに、取っておきましょう。
(後で、何でもっとたくさん買い占めておかなかったかと、
 エライ後悔をいたしました。皆様、ぜひ、1箱でも2箱でも、
 ど〜んと、まとめてお買いになってね。しくしく・・・。)

次に目指すは、湯葉のお店、『湯波吉』です。
こちらでは、湯葉の切れ端が、1袋360円でしたので、
それをいただいて帰ってまいりました。
端っこであろうとも、うっとりするほど、
上品なお味でございましたわ。

この市場、お店を一軒ずつ覗いていたら、
一日がかりになるかもしれませんねぇ。
何しろ100店以上ございますし、関東にはない、
珍しい食材も、たくさん並んでおりますから、
お店の方に、お料理の仕方など、お話を伺っているだけで、
日が暮れそうでございました。ハイ。

わたくし、旅の者ですので、後ろ髪をひかれるように、
東のどんつき(行き止まり)までまいりました。
そこには、小さな、小さな「錦天満宮」がございましてね、
きっと、この界隈で大事にされているのでしょう。
ほっこり暖かいムードが、漂っておりました。
ちなみに、京の名水「錦の水」(井戸水)も、いただけますの。 お立ち寄りの際は、ペットボトルをご持参くださいね。

みんなが、ナデナデしていくので、
牛さんも、ピッカピカでございます。
おそらく、ご近所の方だろうな、と思われる方も、
熱心にお参りされてました。
今日も、家内安全、商売繁盛どすえ!
って、天神さんだから、学問と招福ですな。
よしっ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>>>11月16日 晴れ<<<


さぁて、朝からまだまだ食べ歩く、わたくし。
次に向かうのは、"くずきり"で有名な、『鍵善良房』です!
祇園本店まで、バスで数分。
市内を歩き回るなら、一日バス乗車券(500円)が便利っす。
大通りなら、数分おきにバスが通過するので、
ほんの数百メートルでも、楽チン!
ただし、市バスのみの利用なので、気をつけてねん。

平日の午前中なので、並ぶことなく、席につけました。
さっそく、「くずきり」(800円)を、お願いいたします。
お店の中は、水琴窟の音が、静かに流れていて、
まず、小さなお花のらくがんと、お茶が出されました。
まぁ、何ておされ・・・。
そして、ゆっくり「くずきり」のお出ましどすえ。
(写真は、HPの「喫茶店紹介」のページをご覧くださいね。)

黒い大きな円錐の器の、上蓋を取りますと、
黒蜜の鉢が出てきますので、
それを横におくと、下の段には、 くずきりはんが、
氷の中でおすまししてます。
まず、一口目。

おおっ!何という、麗しいのどごし!
つるっと、さわやかに喉を駆け抜けていきますわ。
鼻孔をくすぐる、黒蜜の甘いかほり。
そして、そして、どう表現したらいいのか、
くずきりはんの、歯茎にあたる感触の、
何てセクスィーなこと!

おいしい物は、五感にまんべんなく訴えかけてくるものですが、
いやぁ〜、これは、これは。
そんじょそこらの小娘には、望めない、
奥の深い、色香が漂っております。
でも、あくまでも爽やかで、涼やか。
これはもう、食のエンターテイメントですな!

あ〜ん、もう食べ終わっちゃうよぉ〜、
と悲しい気持ちで、最後の1本を食べました。
残った黒蜜を、はしたなくも、舐めてみましたが、
そこに、先ほどの絶世の美女はおりませぬ。
爽やかな香りと、感触だけを残して、
去っていかれたのでした。しくしく。
もう一杯、おかわりをいただこうかとも考えたのですが、
このすばらしき邂逅は、この瞬間だけで楽しむべしと、
心を鬼にして、席を立ちました。

あまりに有名なお店ですので、
皆様も行かれたことがございましょう。
わたくしも、「三千院」の帰りに、また伺うことにいたします。
他にも季節のおいしいお菓子が、たんとありますので、
今度はそちらも試してみますわね。
(結局、時間がなく、断念。おかわりすべきだった。涙・・・)

さて、甘い記憶に陶然としながらも、
まだまだ、お店巡りは続くのどすえ。

せっかく祇園におりますので、ご近所の、七味屋さん、
『原了郭』で、おみやげを買うことにいたします。
「黒七味」が特におすすめと聞き、
こちらをいくつも、お土産として購入いたしました。
手軽だし、かさばらないし、喜んでもいただけました。
何しろ、こちらの製法は、一子相伝でございますのよ、奥様!
今時、「一子相伝」って、スゴイっす。

お味も確かに、すばらしゅうございました。
帰ってきて、しばらく、何にでもふりかけてみましたの。
山椒の味とゴマの香りが、
何とも言えない、上品な奥行きをつくり出していて、
普通の野菜炒めや、和風サラダが、
立体的なお味になったりいたしますのよ。
お得でございますわ。ほほほ。

さて、この後は、『甘泉堂』さんの、「栗蒸し羊羹」ざんす。
祇園四条通りには、何本か、細い路地がありますが、
表通りに、小さな、小さな看板が出ておりますので、
それを見逃さないように、路地をひょいと入っていきますと、
「えっ?!こんな所に和菓子屋さんが?」という場所に、
間口一間ほどのお店があり、
感じのいいおばさまが、取り仕切っておられます。

夏は、水羊羹でしょうが、秋は、栗蒸し羊羹ですな。
またまた店先で、商品を決めかねておりましたら、
おばちゃんに、もう一つ別の羊羹もすすめられたりして、
んでも、やっぱ、でっしゃろ!、
と決意したのでした。
お味については、また後でね。ほほほ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>>>11月24日 曇り・寒っ!<<<


さて、なぜかお昼ご飯も食べてないのに、
おなかいっぱいなわたくし。
八坂神社は目の前なので、ちょっと寄っていきましょう。
と思ったら、何か怪しい雰囲気!
やややっ!
ちょっと、この雰囲気、わたくし、いけないっす!
別に、悪い気が漂ってるわけじゃないんですけど、
何とな〜く、コワイ感じなので、お参りもせずに、
そそくさと出てしまいました。

わたくし、霊を見たりするような、
恐ろしい敏感さは、一切ないんですけど、
自分と合わない気は、素速く察知してしまいますの。
ですから、人柄がどうのとかではなく、この方ちょっと・・・、
というお方と出会ったり、場所に入ったりすると、
ピューっと、遠くに離れて座っちゃったりしますのよ。
よく考えてみると失礼な奴ですけど、仕方ないんどす。
だって、思考より身体の方が、先に反応しちゃうんだもん。
はぁ〜。

さ、食べてばかりいないで、今回の京都に来た目的地、
『三千院』を目指してGO!どすえ。
17番のバスに乗って、約1時間ですって。
ささっ、ドーナッツをいただきましょう。
(って、また食うんかいっ!)

京都の街を眺めながら、鴨川沿いを北上しますと、
あれっ?左前方のお山に、『法』の文字がっ!
おおっ!これは、あの有名な、
「五山送り火」の文字ではございませんのっ!
ということは、『妙』はどこだっ?!
と、キョロキョロしましたが、角度の問題でしょうか、
見えませんでした。
「五山送り火」は、お盆行事の精霊送りですが、
創始者は、弘法大師さんなんですってねぇ。

京都って、山にぐるっと囲まれていて、
しかも、そのお山にも、何やら住んでいらっしゃるようだし、
街中、あっちこっちに、
いろんなものを封じ込めるための、神社仏閣もあって、
う〜む、ここはもう、独立国ですな。
ローマのバチカンですな。(もぐもぐもぐ)

そんなアホなことを、ぼぉ〜っと考えているうちに、
バスは、どんどこ山奥へと入ってまいります。
もう都の香りなど、まったくいたしません。
ところが突然、視界が、ど〜んと開けると、
そう、そこが「大原の里」でございますのよっ!
わぁ〜!ほんと、って感じだわぁ〜!
な〜んて、のどかな風景でございましょう!
さぁて、いよいよ『三千院』どすえ〜!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>>>11月28日 うす曇り<<<


「京都〜、おおはら三千院♪」のメロディが流れるバス亭から、
徒歩10分。
いよいよ、三千院に到着どすえ〜!

今回の旅行の最大目的は、ここに来ることだったのよん!
なぜって?
それはね、10月、三千院にお参りすると、
特別よいパワーをいただけると、小耳にはさみましてね。
ほっほっほっ。

えっ?その根拠は何だって?
まぁまぁ、そんな小難しいことは置いといて、
「信じる者は、救われる」どすえぇ〜。
がはは!

古い門をくぐり、拝観料を払って中に入りますと、
まぁ、何てハンサムな建物でしょう!
紅顔の美少年が、人生修行を積んで、大人になりましたっ!
って、感じの清潔さと、懐の深さ、
そして気品を感じる建物ですな。
う〜む、清浄な気が漂っていて、身も引き締まりますえ。

お寺の中に入りまして、見学してましたら、
おみくじ発祥の地だそうで、さっそく一つ、引いてみましたの。
おおっ!な、な、何と、「大吉」
わ〜い、わ〜い!

気分よく外に出ますと、お庭がまた、すばらしいの!
本当は、紅葉で有名なお寺ですが、
わたくしが行った時は、それはもう見事な緑色!(笑)
紅葉を楽しまれたい方は、ここをクリックしてくださいね。
 それはそれは、ス・テ・キ!)

写経も無料で出来ますので、もちろんいたしました。
お願い事は、たつき君を始め、病気の子供たちの回復です。
みんなの名前を書いて、奉納いたしました。
仏様も、たくさんの方の願いを聞かれるのだから、
たいそうお疲れでしょうが、ここは一つ、
もう一踏ん張りということで、よろしくお願い致します、
と、手を合わせます。

裏の方に、またまたご利益のありそうな、『金色水』という、
福寿延命のお水が流れておりましたので、
しっかりいただきましてよ。
そして、何か気に入ったものがあったら購入するとよい、
とも聞いてましたので、自分のために、
絵ハガキと、「生活のささえ」という小冊子を購入。
ありがたや、ありがたや〜。

そしてね、特に山門にパワーがあるとのことなので、
何度もくぐったり、触ったりした後、
人がいなくなるのを、じ〜っと待って、写真を何枚も、
パチパチ撮ってきましたの。
この山門の写真、12歳以下の子供にだけ、
ご利益があるというので (根拠は尋ねないように)
わたくしの知人で、12歳以下の子供のいるお宅には、
しっかり郵送されておるのです。
たつき君、しかり、ロシアの愛連ちゃん、しかり。(笑)

身体の弱い、わたくしの姪っ子にも、当然送りましたが、
本人は、「何で、こんな写真を飾るのぉ〜?」と、
たいそう不本意な様子。

「別にイヤだったらいいのよ。飾らなかったからって、
バチが当たるわけじゃなし。もしよかったら、ってことでね。」
と、ななかまおばさんは、念を押したのですが、
親は、ご利益と聞けば、
もう理屈もへったくれもございません。

「いいから、部屋に飾りなさいっ!」

と、言下に命令・・・。
親とは、しみじみありがたいものよのぉ〜。
ふふふ。

これをご覧になってくださっている方で、 12歳以下のお子さまがいらっしゃる方、 よろしければ、どうぞコピーして、お子さまのお部屋に飾ってくださいね。 当たるも八卦、当たらぬも八卦、ということで一つ。↓

そういうわけで、一時間以上、この美しいお寺で過ごし、
一段とパワーアップした、ななかまどでございました。
ありがたや、ありがたや〜。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>>>11月30日 台風?!<<<


『三千院』詣でで、今回の京都旅行の目的を果たしましたが、
まだまだ時間もあることなので、『宝泉院』にも寄りました。
そこは、三千院から徒歩3分のところにございます。
このお寺は、書院から見る「額縁庭園」が有名ですの。
柱を額縁に見立ててね、京都随一と言われる竹林と、
鶴亀の庭、樹齢600年とも700年とも言われる五葉松
眺めるのでございます。
ついでに、拝観には和菓子とお抹茶がつきまして、
まぁ、それもポイント高し、ということでございますわね。
おっほっほっ。

ちょっと写真がうまく撮れてないのですが、
座敷奥の床の間の前に座り、お庭を眺めますと、
これが、日本画を見ているかのようで、素晴らしいの!
日本人の空間の捉え方って、突き抜けてますわねぇ〜!

でね、窓際の毛氈の上に座ってますと、
和菓子とお抹茶を、持ってきていただけますのよ。
これだけのお庭を拝見しながらの一服もまた、
ぜいたくな気分にひたれるというものですわね。
心のシワも、のびていくような心持ちでございます。

でも、そこでちょいと天井を見上げるとね、
そこには、血天井が・・・。
これは、伏見城落城時、鳥居元忠らが自害したときの
床板でございますのよ、奥様。
うううむむむ。
こ、この突き抜け方は、一体・・・。

ちなみに、水琴窟もございまして、小さいお寺ですが、
じゅうぶんマダム心を捉えるお寺でございます。
当然、紅葉時もすばらしいそうで、
こちらをクリックしていただけると、よろしいかと。

さて、まだまだお時間がございましたので、
そこから10分ぐらい、山の方に入った所にある、
『来迎院』にも、参りましたの。
ところが、三千院がそこそこ混んでおりましたのに、
南門を過ぎる頃には、誰もいない状態になりましてねぇ。
夕方の拝観は、ちょっと恐いものがございましたわ。
「これが道ですか?!」、って感じの場所もあり、
天狗さんに遭遇するような気が致しましたので、
スタコラ戻ってまいりましたの。ほほほ。

さて、この夜は、旅荘茶谷に宿泊しまして、
地鶏鍋をいただいたのですが、とても食べきれません!
食べ物を残すなんて、とんでもないことなのですが、
さすがに残させていただき、よたよたお部屋に戻ったら、
忘れてましたえぇっ!

『麩嘉』さん、の「麩まんじゅう」

ええっ!意を決して、いただきましたともっ!
そしたら、あなたっ!
こんなにお腹いっぱいなのに、うまい、うまいっ!
もう、天にも昇る気持ちというか、
脳天炸裂というか、「何じゃ、こりゃあ!」の世界っす。
柔らかくふわっとした弾力のある舌触りといい、
甘さを限りなくおさえた、こしあんの奥深い味わいといい、
笹の香りといい、絶品です!

どうして、1個しか買わなかったんだっ、このボケ!と、
後悔の涙をこぼしつつ、きれいな星空を眺めて眠りました。
皆様は、たくさん買ってね。
しくしくしく。


戻る



[HOME]
MAIL ←ななかまどへの
メールはこちらへ!