◆12月のななかまどのあそび◆
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>>>12月11日 曇り・極寒っ!<<<


12月に入ったというのに、まだ京都物語の続きどすえ。
もうこうなったら、意地どす!
とことん書かせていただきますえぇっ。
巻いていきますえぇ〜!

三千院詣での後、大原の里で一夜を過ごした翌朝も、
もちろん、ピッカピカの青空でございます。
朝食の8時まで、朝のお散歩をいたしましたわ。

もう、ほんっと気持ちいいの!
「寂光院」までの途中にある、
建礼門院が泣いたという、「落合いの滝」は、滝じゃないし、
平家物語に出てるらしい、「朧の清水」は枯れちゃってるし、
「寂光院」も、放火によって一部消失したらしいけれど、
それら全部を、差し引いたとしても、
<大原の里>の景色には、かなわないっす!
風景の中にいるだけで、縮こまっていた心が、
どんどん広く、大きくなっていく感じがするのよぉ〜!
まずは、写真をご覧くださいませな!

はぁ〜!心が深呼吸しちゃうぞぉ〜!
3キロぐらい、平気で歩いちゃうぞぉ〜!
朝ご飯も、おいしくって、パクパクおかわりしちゃうぞぉ〜!

何でも、「寂光院」の放火後、
大原を訪れる観光客が、減ってしまったらしく、(涙)
温泉を掘る計画なども、進行しているようですが、
何にもなくても、というか、何もないからこそ、
この景色は、本当にステキ!
まだの方は、ぜひ一度、行かれてみておくれやす!
ななかまど推奨の里どすえっ!

さて、まだまだ、この里におりたいのですが、
わたくしは旅の者、先を急いでおりますのえ。
この日は25日。
そう!北野天満宮の市が立つ日なんどすえぇ〜!
荷物を背負って、走ってバス亭まで。
そして、また約1時間かけて、京都市内にもどるのどすえ〜!


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>>>12月14日 晴れ<<<


荷物を駅に預けて、北野天満宮行きのバス亭に向かったら、
10時前だというのに、すごい行列で、びっくり!
この日は、土曜日だったので、「銀閣寺」行きのバスも、
「三千院」行きも、どこも混んでおりましたが、
特に、列が長うございました。
そうね、有名ですものね、25日の「天神さん」は。
で、バスを一台見送ってから、
満員の二台目に、むりやり乗り込みましたの。

バスに揺られながら、ふと斜め前の座席を見ると、
ジャージ姿の若いお嬢さんが、何やら真剣にコピー用紙を
眺めているので、わたくしも、後ろから拝見。(おいおい)

それは、<立同戦>と書かれた紙で、
どうやら、ソフトボールの試合について書かれている模様。
そう、「北野天満宮」は、「立命館大学」の手前にあるのね。
でもって対戦相手は、「同志社大学」ですな。
一塁手、誰それ。
二塁手、誰それ・・・。
と書かれてある最後に、ポツンと離れたところにある言葉に、
わたくし、目が釘付けになりましてよ!

「なぐりこみ 2名」

何それっ?!
東京や大阪の女なら、分かりますが、
京都の女性も、なぐりこみですかぁ?
それとも、「なぐりこみ」という特別な役が、あるのかしらん?

う〜、知りたいっ!
何だよぉ〜、なぐりこみってぇ〜?!

後ろから、そのお嬢さんの肩を叩いて、
質問しようかどうしようか、考えていたのですが、
彼女が真剣に、「なぐりこみ方法」を練っているのであれば
危険な質問かもしれないし・・・、でも、知りたいし・・・、
と逡巡しているうちに、
「北野天満宮」に到着してしまったのでした・・・。
え〜ん!誰か、教えてくでぇ〜!

さて、バスに乗車していた、ほとんどのお客様と一緒に、
「北野天満宮」の、最初の鳥居をくぐりますと、
参道の石畳に沿って、あふれるように屋台が並んでいて、
大勢の人が、賑やかに歩いております。
その眺めと、華やいだ気分は、実に壮観でございましたわ。
特に、2月の梅花祭りは、すごいらしいんですって。
何でも、人の波が、動かないんですってよ!(そ、そんなぁ〜)

鳥居前には、たこ焼き、イカ焼き、お好み焼き、
射的屋もあって、ウキウキ、お祭り気分でございます。
その中に、和菓子のお店もたくさんあって、
どれを食べようか、悩んでいるうちに、人波に押され、
ズルズル前に進みつつも、真剣に悩みましたわ。
あ〜ん、全部は食べられないのよぉ!

どれを選択するか、悩んでおりましたら、
あらっ?かわいい牛さんと、目があいましたの。

わはは!
今まで見てきた中で、一番大きくて、一番キュート!
たくさん、なでなでしてきましたわっ。

無事、社殿での参拝も終えると、東門のあたりから、
骨董と、古道具屋さん、古着屋さんが、
所狭しと並んでおります。
とにかく、とっても楽しいので、ウロウロ物色して、
天然石のついた、アジアンなかんざしを一つと、
タイのカレン族のシルバー・アクセサリーを2点、お買上げ。
京都まで来て、カレン族って何だよ、とも思いましたが、
実は、大原では、ネパールの山サンゴなんて、買ったし。
えへへ。
ちょっと気に入った高坏があったのですが、
こちらは、分不相応なお値段だったので、静かに去りました。
くすん。

疲れたので、東門近くにあった『長五郎餅』のお店に入り、
お餅とお茶をいただきました。
天正15(1587)年、太閤秀吉が開いた北野大茶会で、
用いられたという、由緒正しいお餅なんですって。
ふふふ。

餅皮が薄くてね、あんこも上品な甘さで、その柔らかさと、
素朴なお味で、疲れがとれましたわぁ。
お茶も丁寧にいれてくださって、おいしゅうございました。
さっ、次は、もう一度、清水寺に寄って、
"おしるこ"をいただきますのよっ!



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>>>12月19日 晴れ<<<


さて、続きどす。
どんどん人が集まってくる、北野天満宮を後にして、
バスでピューっと、祇園まで戻ってまいりました。
実は、初日、清水寺で夕焼けを見た後、
「おしるこ」を食べに、『かさぎや』さんに走ったら、
もう、店じまいするところだったんですの。
京都の甘い物屋さんは、お寺の閉門と一緒に
店じまい致しますのよ。(びっくり!)
5時には、完全に真っ暗どすえ〜っ!
皆様、お気をつけあそばしてね。

というわけで、リベンジで目指しましたのが、
竹下夢二さんが、よく出かけられたという、
二年坂を上がった坂の途中にある、甘味処、
『かさぎや』さんです!

こちらには、名物おばあさんが、若いお嬢さんと一緒に、
黙々と、働いていらっしゃいます。
京都に来ていつも思うのですが、おばあさんの佇まいが、
ステキですわよねぇ。
気のいい方も、親切な方も、ちょっと恐そうな方も、
おしゃれな方も、ふくよかな方も、痩せてる方も、
みなさま、それぞれ、余分なものが抜け落ちた分、
背骨を支えている何かが、透けて見えるようで、
わたくし、おばあさんが通るたび、
そっと観察させていただきました。

さて、こちらのお店は、大正3年創業、
今年で89年目を迎えた、甘味処でございまして、
昔ながらの茶店の佇まいと、店内の琥珀色になった感じが、
何とも風情がございます。
席に着きますとね、まず清水焼の小さな土瓶で、
お茶が出されますのよ。まぁ、おされっ!

そのお茶をいただいて、ゆっくり注文させていただきます。
おしるこ、ぜんざい、おはぎ、磯部巻き、とございます。
丹波大納言の餡で、お餅は炭で焼いているそうです。
ふむふむ。
三色萩乃餅(さんしょくはぎのもち)も有名なのですが、
さんざん悩んだ末、御膳しるこ をいただきました。

いやぁ〜、やさしい甘さどすえ〜。
おばあちゃんの手作りって感じの、懐かしい甘さですわぁ〜。
小豆の味もしっかりしており、大変満足いたしました。
また、参りますわね。
それまで、おばあちゃん、お元気でね。

ささっ、お腹もちょうどいい感じになったので、
また坂を上って、もう一度、「清水寺」に向かいましたの。
この時、ちょうど243年ぶりに、
「奥之院御本尊御開帳」がございましたのよ。
でもこの前は、閉まっていましたので、こちらもリベンジ!
何しろ、243年ぶりですからねぇ、
どんなに頑張っても、さすがに次はございません!

やや薄暗いお寺の裏側に回りましてね、
黄色い、ぼんやりした明かりに照らされた御本尊様は、
お鼻がちょっと、ぺしゃっとした感じで、
気品の中にも、かわいらしさが漂っていて、
まるで、赤ちゃんのような仏様に見とれて、
無垢な気持ちにさせていただきました。

そして、心の塵を祓ったところで、
もう一つのリベンジへと、向かいましたのっ!
それはね、「音羽の滝」ですわよ!
みなさま、修学旅行で行かれた方もいらっしゃるでしょうが、
わたくしも高校の時、ここに並んだんですの。

「音羽の滝」は3本、流れがございまして、それぞれ、
「長寿」「知恵」「良縁」と言われておるのですよ。
ところが、修学旅行の時、
『一つだけにしろ〜!』 と、命令されたので、
たぶん、受験を控えていたわたくしは、
「知恵」なんてものを、選んだと思うのですな。
ふむ。
しかし人生、それだけでは、ないのである!
何が大事って、健康と、LOVEでございましょう?!

なので今回は、全部飲むと、固く決心してまいりましたの。
ええっ!いただきましたとも!

皆様が、ゆっくりにこにこ、飲まれてる間をくぐり抜け、
一人、ビデオの速回しのように、素速く動き、
ひょい、ひょい、ひょいと、3カ所から、
しっかり飲ませていただきましたわ!

これで、怖い物なしどすえ〜!
美人薄命の夢もついえた今、(おいおい)
立派なおばあちゃん道を、邁進いたしますえ〜!
わっはっはっ!


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>>>12月30日 晴れ<<<


清水寺リベンジも果たし、
今回の旅の目的は、すべてクリア(?)したのですが、
まだちょっと時間があるので、行ってまいりましたの、南禅寺

南禅寺は見所満載の、男性的なかっこいい禅寺です。
何がステキって、まずは山門でございましょう!
こちらの山門は、日本三大門の一つで有名なのよん。
何しろ、歌舞伎「楼門五三桐」の石川五右衛門が、
「絶景かな、絶景かな」
と大見得を切る舞台となったのが、ここでございますえ。

そして、日本を代表する見事な庭園も数々あり、
狩野探幽など、狩野派の筆による襖絵もあり、
古代ローマの水道橋がモデルと言われる、
レンガ造りの水路閣もありと、バラエティに富んでおり、
見応え十分どすえぇ!

いろいろ見学した後、石川五右衛門の気分を味わいに、
山門を登りましたわ!
登るのはいいとして、降りてくるのは命がけでしたが、
確かに、京都が一望できるし、景色はすばらしいどすえ〜!


        (↑これが山門。かっこいいでしょ?うふ。)

        (↓山門に登って、東の絶景がこちら。)

        (↓今度は、西の絶景よん!夕焼けだぁ〜!)

うん、確かにすばらしい景色で、圧倒されましたわ。
言葉もなく、ぼ〜っと、ただ眺めているばかりなり。
何ですわね。
自分の小ささに気づくと、なぜこんなに気分が、
スッキリするんでしょうねぇ。
不思議どす。

(季節ごとの美しい写真は、ここをクリックしてねん。)

さて、お腹も空いたので、また祇園まで戻ってきて、
楽しみにとっておいた、「にしんそば」をいただきましたの!
でもね、くすん、何かね、くすん、ちょっとがっかり・・・。

にしんは、確かにおいしかったっす。
柔らかくて、甘辛くって、
ホロリと口の中で溶けていく感じも、切なくてね。
おつゆも、おいしかったしね。

でもね、でも、でも、ソバがダメだわぁ〜!
関東の人間には、このソバは、ダメよぉ〜!
もっと、もっと、コシがあって、おいしいソバ知ってるけん、
ちょっと、悲しみが走りましたの。
だって、京都で最後のお食事だったんですもの。
くすん。
しかも、そのお店、サービスはすばらしかったのに、
お茶がマズイじゃん!

あなた、蕎麦屋のお茶がマズイって、ダメでしょっ!
ねぇ?!
くすん、くすん。

・・・と、南禅寺で得た、でっかい心もどこえやら、
すっかり意気消沈した、ななかまですが、
何と、高台寺夜間特別拝観が始まったのを知り、
よっしゃ、「にしんそば」のリベンジじゃ〜!と、
ニコニコ、走り出したのでござります〜!

京都の旅もいよいよラスト、走るぜっ!


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>>>12月31日 晴れ<<<


さて、高台寺夜間特別拝観を目指し、
祇園の「八坂神社」から、「ねねの道」に向かって歩いたのですが、
あれれぇ〜?!道に迷っちゃったよぉ〜!
そこは薄暗くって、とっても趣のある小路じゃございませんの!
おやおや?
「八坂の塔」の回りも、雰囲気のある小径があるけれど、
そこまで来ちゃったのかい?んな、アホな・・・。

と、彷徨っておりましたら、な〜んとそこは、
「石塀小路(いしべこうじ)」でございました!
石塀小路は、ねねの道と、その一本西の下河原通を
東西につなぐ、石畳と石塀が美しい小路でね、
明治末期から大正時代にかけてつくられた、
京情緒たっぷりの、路地空間なんざんす!
ハイ、ちょっとこちらをクリックしていただくと、
夜の怪しい雰囲気を、ちらっと感じられたりしますわよ。
ふふふ。

そんなうれしいハプニングの後、到着いたしましたわ、高台寺
ううむ、真っ暗でございます。
でも、ライトアップされた所が、ぼぉ〜っと浮かび上がって、
何とも、幻想的!
ほっほぉ〜、これは昼間の顔とはまったく違いますなぁ。

(ちなみに、昼の高台寺の景色は、こちらをクリック!
 んでもって、夜はここをクリックね!  ついでに、ここも!)

お庭もステキですが、竹林が特に、よろしいおすえぇ〜。
何やら出てきそうな、幽玄な雰囲気で、
このまま迷い続けてもいいかなぁ〜、なんてね。
ふっふっふっ。

さてさて、こちらのお寺を堪能させていただいた後は、
急いで京都駅に戻りませんとな。
でも、さすがに歩きすぎて、突然歩けなくなりましたの!
そうだっ!京都と言えば、タクシーでござる。
何でも「ヤサカグループ」のタクシーは、
三つ葉のクローバーが目印なんだけど、
4台だけ、「四つ葉」があるんだって。
でもって、それを見かけると、縁起がいいらしいんだけど、
もうそんなの探す元気もないっす!

ううう・・・、このままでは、行き倒れじゃあ〜。
というわけで、コンビニで、「キーマ・カレーまん」をゲット。
むしゃ、むしゃ、むしゃ。
「お〜っ!元気ハツラツ!」 と、高速バスに乗り込みました。
あでゅう、京都!また来ますえぇ〜!

家に帰ってきても、お楽しみは、まだまだ続くのさ。
それはね、『甘泉堂』さんの、
『栗蒸し羊羹』ざんす!!!
ひゃあ〜!おいしい!
甘さ控えめでね、栗の渋さがね、底の方を漂っているのよぉ!
なんて上品で、大人なお味でせう!
いやん。
もう一本、買ってくればよかったよぉ〜!(しくしく)

そんなこんなで、妙齢ななかまが行く、
『京都、女一人旅』も終わりを告げたのでした。

「あんた、食ってばっかりやん!」と、言われますが、
えぇっ、その通りですともっ!
はっはっはっ!

さてさて、今年もおいしいもの、たくさんいただきました。
来年もまた、おいしいものが、食べられますように。(笑)
ほな、どなた様も、よいお年を!
そして、来年もよろしくねん。
茶尾。


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