◆6月のななかまどのあそび◆
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>>>6月6日 雨<<<


関東は、いよいよ梅雨入りって感じでやんす。
はぁ〜っ。
うっとうしいけど、お米のためには、雨も必要だしのぉ。
それにしても、一日雨ってねぇ・・・。
先週、お天気のいい時に、衣替えしておいて、よかったっす。

で、その時に思ったんだけど、着てない服って、
けっこう多いのよねぇ。
流行遅れってわけじゃないのに、
毎日手に取る服って、何か決まっちゃわない?

気がつくと、アレよ。
家にいる時なんて、下はユニクロのパンツで、
上は、パターン、パターンの2種類しかなく、
日替わりで、って感じ。
たまに新しいのが入っても、結局、
ううむむむ・・・・・。
これは、あまりに<おされ>から遠い、遠すぎるっ!

お友達の敦っちゃんは、どうしてるのかな?
と思って訊いたらね、彼女は、朝起きると、

「今日のイメージは、何色かなぁ〜」

って考えてから、
その日のお洋服を選ぶんですって!
あら、ステキ!
そうよ、そうよ。
それでないと、<おされ・ライフ>じゃないわっ!

でね、この話を、やっぱり女である、
たつき母にしたらね、奴は言った。

「俺なんて、朝起きたらさぁ、その日の服は、
 そこらにあるのを手にして、匂いをかいでから決める」

・・・って、おまえっ!


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>>>6月8日 晴れ?<<<


皆様、今日は金星が、太陽面を通過いたしますのよっ!
それも、あなたっ!
日本では、130年ぶりですってよっ!
意外にわたくし、天体ショーは大好きでしてね、
今までも、数々のお空のイベント、チェックしておりますの。
でね、インターネット中継が、
日本各地の天文台であるんだけど、
『星の子館』というサイトが、 リンク・サイト(←クリック!)を
開いておりますので、ぜひ、チェックしてみてちょ。

ライブは、午後2時〜6時10分頃までの予定だそうです。
日本は、梅雨に突入してしまったけれど、
どこかの空が、ぽっかり晴れることもあるでしょう。
上記のサイトには、海外のサイトもあり、
太陽観測衛星のサイトもあるので、
そちらは、お天気関係なしですわよ!

ちなみに次回は、8年後と、その後は105年後らしいっす。
そうそう、巡り会えるわけではないんですわね。
つまり、生涯最後のチャンスかもしれませんのよっ!

ところで前回、130年前の観測はと言うと、
日本は、1874年(明治7年)12月9日で、
開国後20年が経っていた頃なのよぉ!
『開国』って言葉、何だか凄みがあるっす。

とにかく、当時日本は、好条件で観測できたので、
世界各地から、観測隊がやってきたそうで、
横浜、神戸、長崎などで、観測し、
成功したのは、横浜と神戸で、記念碑まで建っているのよん。
今回は、どこで成功するのかしらね?
楽しみっす。


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>>>6月12日 梅雨の晴れ間<<<


みなさま、金星はご覧になられました?
日本は、あいにくの雨で、天文台でのライブ中継は、
ほとんど実現できなかったようなので、
早々に、外国のサイトに切り替えて、
イランと、南アフリカ、オーストラリアの中継を見てましたの。

しかし、あれですわね。
何しろ6時間もかけて、のんびり太陽面を通過されるので、
画面をじ〜っと見つめていても、ほとんど動きなし・・・。
30分ほど、別の仕事をしてから、サイトを覗いてみると、
やっと、2ミリほど動いたかしら?
って感じでしたわ。(笑)

6時間が経ち、金星さんが離れて行かれた後、
それぞれのサイトで、ダイジェスト版をアップされてましたが、
フランスが参加されていた、ヨーロッパのサイトの写真が、
一番きれいでしたわよぉ。
太陽面から出て行かれる時の、最後の写真なんて、
そこはかとなく、悲哀まで感じられたりしてね。(しくしく)

やはり、お国柄というのが、出るのでしょうか。
イランのサイトは、余計な感情移入もなく、
たんたんと、事実が流れていく、って感じで、
それがまた、悠久の時を感じさせてくれました。
とにかく、堪能いたしましたわ!

ところで、今回の金星ショーには、
占星術的に、深〜い意味があるそうで、
すべてのお星様に、いい影響を与えてるそうですのよ。
よしよし、これでまた一つ、幸運をゲットですわね!

谷川さんのCDと、サイン入りTシャツも届いたし、
一年分のラッキョも漬けたし、
はぁ〜、何かいいことが起こりそうな、よ・か・ん!
ぷぷっ。


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>>>6月16日 爽やかな晴れ<<<


昨日、お隣のおじさまに、青梅をいただいていた時のこと。
地面近くで、何かが視界を横切りました。
「カエルかな?」と、思ってよく見ると、
それは、小さなスズメでした。
しかも、まだちゃんと飛べないほど小さな、
赤ちゃんスズメじゃありませんのっ!

放っておくと、猫かカラスに食べられるに違いないので、
とりあえず保護したのですが、
どうするんだ、一体・・・。
鳥なんて、飼ったことないんだ俺様は。
しかも相手は、赤ちゃんで、野生動物だぞぉ!

とにかく、おじさまから、赤いカゴをお借りして、
その中に入れて、しばらく様子をみることにいたしました。
・・・・・何か食べるよねぇ・・・?
ってゆーかー、食べないといかんよねぇ。

さっそく、やんも様にSOSのメールを送ったら、
何でも、お母様が以前、育てたことがあるそうで、
いろいろアドバイスをいただきました。
まず、エサは、殻のついてない雑穀が売ってるそうなので、
それを耳掻きにすくって、ヒナの喉の奥に押し込むこと。
喉の横に袋があって、そこがふくらむと、
お腹いっぱいという、サインらしいこと。

ミミズも、いいらしいよぉ〜!」

と、言われたけれど、それは聴かなかったことにして、
とりあえず、死なない最低限のヒントを訊き、
さっそく、エサづくり。

我が家に雑穀は、たくさんあるねん。
まず、ヒエとアワを、小さなすり鉢にとって、
お湯でふやかした後、特製いりこだしの粉とゴマを加えて、
こねこね、こねこね。
何だか、離乳食つくってるみたい・・・。

で、イヤがるスズメちゃんを、そぉ〜っと捕まえ、
まず、お弁当に入れる醤油入れに入れた水を、
くちばしに一滴つけると、あらあら、飲んだ、飲んだ!
ほほほほほ。
喉をキュッと上に上げて、こくこく飲まれましたわ!

調子づいて、耳掻きにとったエサを与えてみたけれど、
今度は、かたくなに口を開けません。
ふむ。
仕方ないので、横の黄色い部分を無理矢理あけて、
喉に押し込むと、おぉ〜っ!食った、食った!
親鳥からエサをもらうヒナのように、
喉を大きく開けて、ガツガツ食べます。
よしよし。
耳掻きが、こんなところで役に立つとは、知らなんだ。

でも、かなり警戒していて、ドキドキしてるので、
またそぉ〜っと、箱にもどして、様子を見ると、
隅に置いた布に、小さな頭を突っ込んで、
じ〜っとしたり、ウンコしたり、時々鳴いたり・・・。
足が強く踏ん張れないらしく、すべったりもしてます。

鳴くとエサを与え、お互い恐々様子を見てましたが、
夜の9時には、寝る体制に入られた模様。
小さな頭を後ろに回して、背中の上にちょんと乗せ、
まるで、ピンポンの球のようになって眠るのですなぁ。
なるほど。

日中、まったく仕事が出来なかったので、
箱に布をかけて、仕事をしながら、朝の4時まで見守りました。
あぁ、眠っ!
とりあえず、一日目、終了!

まだ、5センチほどです。エリザベスといいます。↑
ベスって呼んでます。
男かもしれんのですけどね。
おほほ。


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>>>6月17日 晴れ<<<


さて、二日目です。
朝6時半に起きて、窓を開けると、ピーピー鳴き出しました。
子供の頃、夏祭りの夜店で買ったヒヨコが、
翌朝、冷たくなっている・・・・・・。
という悲劇は起こらず、よかった、よかった!
さ、ご飯、ご飯。

昨日よりは、ガツガツ、一生懸命、ご飯を食べます。
でも、まだ抱っこしないとならないので、
捕まえるのが大変!
でも、コツは分かったぞっ。
布をすっぽりかけてしまうと、奴は動けなくなるのである。
ふっふっふっ。

人の匂いがついてはいけないと思ったので、布でくるんで、
抱っこされて、ご飯を食べてます。(ちょっとピンボケ)

お食事終わりました。お口の回りに、食べかすが・・・。
まだ、子供なので、口の端が黄色です。↓

お腹もふくらんだし、抱っこされてるので、暖かいのか、
眠くなるみたいです。↓

昨日は、ウンコが水っぽかったけれど、
今日は、何とかまともなようです。
しかし、いつまでもここにいては、いけません。
野生動物なんだから、外の世界に戻らないと!
でも、どうやって・・・?

心配してくださっている、やんものお母様が、

『割と大きなヒナだったら「土蜘蛛」を食べるようなので、
良かったら宅配便で送ってあげましょう。』

と、言ってくださる。
何でも、土蜘蛛は大きいので、一度食べたら、
二日くらいは、何も食べなくてもオッケーなんですって。

・・・・・・・・・・・土蜘蛛を・・・・・

・・・宅配・・・・・・・・? ううむむむ。

お気持ちだけ、受け取ることにして、ネット検索した結果、
とても素晴らしいサイトを見つけました。
タイトルもかわいらしい、「すずめっ子クラブ」です。

このサイトは、野鳥を保護した場合の育て方などが、
懇切丁寧に、書かれてあり、おまけに掲示板などで、
的確なアドバイスを受けることが出来るのです。
す、素晴らしい!

さっそく、隅から隅まで読んでみると、
ベスの場合、そろそろワームを食べる練習とか、
飛ぶ練習とかをしないといけないらしいのよぉ。
というか、そんなことよりも、
親鳥が、ベスを探してるかもしれないんですって!
ほぉっ!
ならば、何とかして、親に返さねばなりませぬっ。


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>>>6月18日 晴れ<<<


三日目のベスは、鳴き声も大きく、しっかりしてきたし、
エサも、抱っこしなくても、
直接、耳掻きから食べるようになりました。
時には、下に落ちたエサをついばんだりもします。
まだ下手くそなんだけどね。
ふふふ。

そして、何と驚いたことに、飛ぶ練習を始めたのです!
羽をバタバタさせたり、ジャンプしたり、
なかなか意欲的っす。
エサをあげる時、上蓋をそっと開けるのですが、
ベスは、つぶらな瞳で、じぃ〜っと下から見上げてました。
それが何度も続いた後、突然、ヤッと飛んだっ!

ひゃあ〜っ、びっくり!

ふむ、なかなか賢いでないの、ベス!
そんなこんなで、二度も箱から脱出したので、
大きな箱を作り、そこに三本、止まり木を作ってあげました。
そうしたら、さっそく飛び移ったぞっ!
でも、失敗・・・。

くじけず、何度も挑戦し、何とか止まれるようになりましたが、
すぐに、落ちちゃったりして・・・。
でも、バタバタ、バタバタ、一日中、飛び回り、
午後には、もう、止まり木にずっと止まっておりました。

これは、本格的に飛ぶ練習をさせんとならんなぁ。
でも、まだ50センチしか飛べないのに、
外に出して、大丈夫なのかしら・・・?
と、<すずめっ子クラブ>に質問したら、大丈夫なんですって。
今日、50センチでも、明日は数メートル飛べるんですって。
すごいぞっ、ベスっ!

・・・というわけで、午後は、外に出して、
親が来るかどうか、見張ってました。
しかし、夕方近くなってしまったのと、風が出てきたのとで、
早めに諦め、お家に帰る、ななかまどとベス。
明日は、朝早く起きて、午前中から、がんばろうね。

この日、ベスは本当にたくさん、エサを食べました。
わたしが部屋に入ってくると、かわいい口を大きく開けて、
エサを催促したりします。
情がうつらないようにしてたんだけど、
もうすぐお別れと思うと、何だかね。

さみしくなるなぁ・・・。
くすん。


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>>>6月19日 晴れ<<<


朝、5時半に、起きましたっ!
そうです。
今日は、いよいよベスの母親を捜す日なのです。
朝から二人とも、気合いは十分っす!
わたしの気持ちが伝わるのか、ベスもあまり食べず、
朝から、飛ぶ準備をしています。
そして、7時半、ベスを発見した庭の草陰に、
箱ごと置いてみました。

わたくしはと言うと、そこから5メートルほど離れた、
家の裏壁にはりつき、青いゴミ箱に隠れるようにして、
座り込みです。
その怪しい姿は、当然のことながら、ご近所の方々の、
注目を浴びることとなります。
(ヘンだなぁ、ちゃんと隠れてるのに・・・)
みなさん、お願いです。
わたし達を、そ〜っとしておいてくだされぃ!

ま、注目を浴びたのは、最初の30分だけだったけどね。
あとは、静かに二人、母親を待つばかりなり。
もちろんベスは、ピーピー鳴いて、バタバタしてましたけど。
そして1時間が経ち、2時間が経ち・・・。
スズメが数羽立ち寄りましたが、通過するばかり。
本を一冊読み終えたので、また違う本を持ってきました。

3時間が経ち、少し、うとうと・・・。
おっといけない!と、時々、ベスにエサを与えていると、
カラスが遠くから、こちらを見学しております。
奴らを視線で追い払った後、今度は近所の猫が、
のしのしやって来ました。
しっしっ!と、追い払おうとしたら、
フンという鼻息を残して、また、のしのし去って行きました。
う〜む、ベス。
世間は、危険がいっぱいだのぉ・・・。

4時間が経過したあたりから、風がブイブイ吹き始めました。
天気予報では、二日後に大きな台風がやってくるとのこと。
ならば、ぜひとも、今日中に、母親に返したいんだけどなぁ。
ベスの鳴き声も、心なしか、弱々しくなった気がします。
おいらも、おなかが空いたよ、ベス。
とりあえず、お昼にしようか・・・。

そう思い、立ち上がりかけた瞬間、
どこからともなく、一羽のスズメが舞い降りたっ!
ハテ?
と、じ〜っと見ていると、そのスズメは何と、
ベスの箱の上に、留まるじゃありませんかっ!
しかも、口に、何かエサをくわえてますわよっ!

も、も、もしかして、あなたは、ベスのお母さん?!
そぉ〜っと近づいて、箱の重しを、一つはずしてみました。
わたしが近づくと、母親らしきスズメは、飛び立ちますが、
1メートルぐらい離れた所から、じ〜っとこっちを見ています。
そして、わたしが離れると、またやってくるのです!
ベスも、バタバタ、興奮しているぞぉっ!
これは、ゼッタイ、母親に違いない!

『とうとう、お別れの時がきたね、ベス』

もう一度近づき、もう一つの重しをはずし、
そっと上蓋をとってあげました。
もう、ベスはおいらを見てはいなかったよ。
一度、ちょんと外に出ると、
そのまま、すぅ〜っと、まっすぐ飛んで行った!
そして母親も、すぐに後を追っていったさ。
ありゃ、りゃ、りゃ、りゃっ!
ベスったら、あんなに高く飛べるんだっ!

あっという間に、お隣の2階の屋根まで飛びました。
あんなに高く飛べるなら、もう安心だねぇ。
後は、お母さんに、エサを取る方法や、夜の寝床捜しを
教えてもらったら、一人前さ。

ベスと母親は、屋根の上でしばらく、くつろいだ後、
地面に降りて、何かをついばみ、また空へ飛んでいきました。
あでゅう、ベス!
今度は、迷子にならないでね。
ここから先は、自分の力で生きていくんだぞぉ〜っ!
アディオス!


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>>>6月30日 晴れ<<<


ベスが無事、お母さんの元に帰っていったことは、
とても、うれしいことだったのですが、
一人、部屋で、ベスのいた巣箱を見ると、
何とも言えない虚無感で、胸がいっぱいになり、
ちょっと涙なんて、こぼしたりして・・・。
これはもう完全に、『空の巣症候群』なのでした。

外に出て、ちょっとでも、ベスに似たスズメを見ると、
突然、立ち止まり、
「ベス、ベス、ベス・・・」 と呼びかけるので、
車に轢かれそうになったりして。(おい、おい!)
しばらく、『安寿と厨子王の母』状態でもありました。
くすん。

しかし、喪失感と哀しみの中にありながらも、(んな、大げさな!)
子スズメが飛び立ってからの毎日、
空ばかり眺めていることに、気づきました。
そして、鳥の声に耳を傾けるのはもちろんのこと、
流れる雲を、ぼんやり追いかけたりしているんですなぁ。

どんなお天気でも、見上げるとそこには、空があって、
風が吹いていて、たくさんの鳥の声で満ちている。
一人ぼっちでいても、悲しいニュースばかりが続いていても、
こんなにも、世界は豊かなんだと、
改めて気づかされたのでした。

わたしが忙しく暮らしていた、生活のすぐそばに、
ベスの住む世界があることを、発見したこと。
それが、ベスが置いていった、
<小さなつづら>だったんだね。

サンクス、ベス!
また、いつか、きっと会えるね。


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