◆10月のななかまどのあそび◆
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>>>10月3日 晴れ<<<

8月に大栄町のスイカを送ってくださった、親友のお母様が、一年ぶりに来京。
久しぶりにお会いしたいなと思い、さっそく電話をかけました。

最初に電話に出たのは、親友ひろこちゃん。
彼女は、日本橋の蕎麦屋で、うまい酒を少しばかりきこしめしたそうで、 すこぶる上機嫌。
そばでピーピー、きゃーきゃー騒いでるのは、3歳のご子息、たっちゃん。
『てんてん(わたしのことです)と話したい!』と言ってるそうなので、 しばらく、王子様とてんてんの不思議な会話へ突入。

すると王子様、急に飽きられたのか、受話器が落ち、
突然、お母様へとバトンタッチ。

『あっ、お久しぶりでございますぅ』
とかなんとか、王子様国語から大人国語へと体制を整えなおし、スイカのお礼やら、 近況報告を取り交わすやら、
大人の会話はスイスイどんどん進むのであります。
で、お互いのスケジュール調整をするため、 もう一度、ひろこちゃんに変わってもらおうとしたら、
たっちゃんが再び割り込み、 また王子様国語へ。

二人でかわす会話の重要なポイントは、
『てんてん!』
『たっちゃん!』と言い合うだけなんだけど、
なぜか幸せな二人。
おまけのように、『大好き』とか、『いっしょに海に行こうね』と いう言葉がサンドイッチされると、もっと幸せ。

そこへ、無礼にもジャマをするひろこちゃん。
訳の分からんことを突然話し出し、しかも話の途中で
イキナリやめやがった。

(何だこいつぅ!)

で、『おめぇ、酔ってるだろぅ!』とドスをきかせたら、

『いえいえ、酔ってはいませんよぉ』と、お母様の声。

『ははは・・・はは・・・・・・・・』

くっそぉ!ひろこめっ!急に変わりやがってぇ。
この後を、どう取り繕ったらいいんだか、はらひれふへほ。

で、今度は大人国語を一気に飛び越して、とっておき、お嬢様国語でお話をさせていただくのですが、後の祭り。
スイスイ進行もしなければ、なかなか幸福にも達せず、
もう一度ひろこちゃんを、と静かな怒りをこめて言うと、

『たっちゃんがウンコしちゃったから、おフロに入ったのよぉ』

うううむ、王子様が原因ではいたしかたない・・・。

お母様、大変失礼いたしました。
いつもは、とっても上品な「てんてん」でございますですのよぉ。
ほほほほほ・・・


この数日後、鳥取で大地震があり、みんなで大騒ぎ!
お母様は日曜日にあわててお帰りになり、
花瓶が一つ割れただけですんだのだそうです。
それだけですんで、よかったです。
「地震には気をつけてね」って言われたんですけど、
一体どう気をつけたらいいのやら・・・。



>>>10月8日 秋晴れ<<<

今年の夏は猛暑でした。
ですから何もしなくても痩せると信じていたのですが、現実は過酷です。 なぜか2キロも増えました。
で、車はやめて自転車に乗るようにしております。

今日も自転車に乗って、隣の町まで買い物に行きました。
酒屋に寄って帰ってくるルートをとると、 ジェット・コースターまがいの坂を下るので、ちょっと緊張します。

さて、30メートルほど先に、小学4年生ぐらいの女の子が自転車に乗って、 今まさに坂を下るところでした。

彼女はサッと後ろを向いて、車の有無を確認しました。
その時間にしては珍しく、一台もありません。

すると彼女は、両手をハンドルから放して、ソウル・シンガーがやるみたいに、 ポンとひとつ手を打つと、
『ヒャッホォ〜』と言いながら、すごい勢いで一気に駆け下りていくのです。

あら、ステキ!わたくしも真似したいわ。

でも、ハンドルがわたくしの手を放してくれません。
しかたがないので、心の中でかっこよく手を打って、
お腹に力を入れ、心臓をバクバクさせながら、魔法のような滑降を試みました。

きんもくせいの匂いがいたしましたわ。

上機嫌で帰宅後、お隣のT夫妻からいただいたおまんじゅうを、いただきました。 大変おいしゅうございました。

天高く、ますます肥えるななかまどでございます。



>>>10月15日 晴れ<<<


実は、9月半ば頃から時々不眠に陥っております。
「おやすみ3秒」のわたくしは、眠れないとか、途中で目がさめるとか、 そういう悩み、まったくなかったんです。
ですから疲れがとれず、たいへん不機嫌です。

男の子の幽霊が(ただの夢かもしれませんけど)、
寝ているわたしの顔の上に、逆さま状態でニュッと現れたのが そもそもの始まりでした。

しばらくしてから、その男の子は、別の男の子を二人も連れてやってきて、 わたしの顔に、息をふぅーふぅーかけるのです。
う〜む。
さすがに声を出して、追い払いました。

それからというもの、しょっちゅうカナシバリになって、目がさめます。 どこかで何か拾ってきちゃったのでしょうか?
それとも、ただの夏の疲れ?
それにしては、まったく痩せませんけど。

とうとう、真っ黒な男が足下からはい上がってくる、というのを見ました。
『貞子』というより、『インビジブル』の予告編をTVで見たのが反映されているようです。

その次は、その男に背後に立たれたので、とうとう頭にきて、 カナヅチを枕元に、真北に塩を盛って寝てみました。




今朝、ユースケ・サンタマリアにくどかれて、目がさめました。
悪い気はしませんでした。
もちろん、ウットリする気分にもなりませんが。
だって、カナシバリ状態なんですもの。

塩はきいたんでしょうか。大いなる謎です。
このまま待てば、ジョン・マルコビッチとか、ニック・ノルティなんかに くどかれたりするのかしら。
できたらマルチェロ・マストロヤンニがいいんですけど。

ちょっと楽しみでございます。
ふふふ・・・。



>>>10月21日 晴れ<<<


−不眠続報−

さて、塩を盛ってから、何が起こったと思います?

まず、アクセサリーが二日続けて壊れたのです。
最初は、チョーカーが、何をしたというわけでもないのに、
プツンと切れました。
次は指輪。
これも、どこかに引っかけたわけでもないのに、
ポロンと、飾りの石の部分が落ちました。
うううむ。奇々怪々。
でも、安物でよかったわ。

しかしその翌日には、
大切な大切なコンピュータが、クラッシュ!
それも3回続けて死んで、ウンともスンとも言わなくなりました。
大事な用があったのに、メール一つ送れなくなって、イライラしたけど、 仕方がありません。
その3時間後。
わけもなくすんなり復活・・・?

で、もっと塩を盛るべきやいなや、あるいは数珠でも置くか?
あるいは、もうちょっと様子を見るか?
(実は、だんだん楽しみになってきてましたの)
と思案していたところへ、
「ななかまど通信」の貴重な読者であらせられるYさんから、
メールが。



『ななかまどさん、塩を盛ったりするのは、 かえって奴らを刺激して、喜ばせてしまいます。
やめた方がいいです。』



というわけで、秘密の呪文を教えていただいたのですが、
な、長い!長過ぎる!
Yさん、メールをありがとう。
でも、わたくし、
「南無阿弥陀仏」さえ思い出せなかったんですの。
むむむ・・・。

そうこうするうちに、生涯会いたくないな、と思っていた人に、
よりにもよって、逃げ場のない電車の中で遭遇!!!
ウゲゲッ!

わたくし、Yさんの助言にしたがって、サッサと塩をかたすことにしました。
あんな奴に会うぐらいなら、まだ悪霊というか、邪気に悪さされた方がマシというものです。
ユースケも連れてやってくるしネ。
現世のしょーもない奴に会わされるよりは、楽しみも増えるというものですわ。

以来、妙ちくりんで奇妙な夢は見ますが、カナシバリにはあってません。
怖い夢も見なくなりました。
安眠という感じではありませんが、のうのうと、惰眠をむさぼる秋の夜長でございます。

やはり、一番やっかいなのは、生きた人間ですわね。



>>>10月25日 曇り<<<


−不眠続報2−

悪夢は見なくなったのですが、夜中に何度も目がさめてしまいます。
わたくしの両親は、深夜1、2度トイレ・タイムに起きるのですが、 何かあの感じに似てます・・・?
おまけに、くだらない夢もよくみます。
うっちゃん・なんちゃんとお仕事する夢は、まだよかったのですが、 シド&ナンシーが、すっかり年をとって出ていらした時には、ちょっと疲れが出ました。

おまけに、肩こりも異常にひどくなってきてます。
ぐっすり眠れる方法を、真剣に考える時が来たようです。

ラベンダーの香り、グーッ。
柔軟体操、よし。ストレッチもオッケー。ヨガもよし。
タマネギの輪切りもよかったですが、少々臭います。
枕も替えてみました。
ゆるやかにおだやかに、つつがなく眠りに向かう方法として、 「よい」と言われることは、取りあえず全部試してみましたが、今ひとつ、 決定打という感じではありません。

さて、ある晩、NHKの深夜番組で、バリ島のガムランを 延々と流していたことがありました。
バリには行ったことはないのですが、ガムランは大好きです。
で、ちょこっと、踊ってみました。
踊りと言っても、体をほぐすためのクネクネ踊りです。

高揚感をあおるガムラン音楽のせいもあって、 わたくし、
すっかり楽しくなってまいりましたの。
で、その喜びのままおフトンに入りましたら、な・な・何と!
久しぶりの安眠が訪れたのであります。
しかも、一度も目がさめることなく、朝を迎えたのであります!

以来、寝る前に、踊っております。
どことなくマヌケだな、とは思うのですが、やめられません。
あとは肩こりの解消法ですわね。



>>>10月30日 雨<<<


隣の隣の駅に、また巨大スーパーが誕生しました。
一体、誰がこんなもの作る余裕があるんでしょうねぇ?
不思議ですが、とにかく車で見学に!

午前中に行ったのに、すでに駐車場は満パイに近い状態です。
さっそく広告で見つけた、お買い得商品に向かいたいのですが、 何しろ広くて、どこに何があるのかサッパリ分かりません。
ボォーっと立ってる新人らしいお兄さんに尋ねると、 おもむろに店内案内を取り出したので、笑っちゃいました。
(大丈夫かなぁ〜、この店)

無事ほしい商品をゲットして、駐車場へ戻る道すがら、 若者向けのコーナーで、1500円のスカートを発見!
これは、これは。
まぁ試着だけでもしてみましょう。

ところがです。あなた、これがとってもダサイの。
いえ、スカートがじゃなくて、わたくしの腰回りのシルエットが!
「お疲れさまで〜す。いかがでしたかぁ〜?」 という、かわいい店員さんの顔も見ずに、 静かにそこを立ち去りました。

ちょっと、この哀しみはアレよ、大人の味ってやつよ。

トボトボ歩いていると、どこからか、和太鼓の音が聞こえます。
ハテ、何が始まるのでしょう?とキョロキョロしてると、 花咲じいさんみたいなかっこをした和太鼓奏者の回りで、 若いお嬢さんが二人、踊っているじゃないですか!

そのお二人は、「○○県純情娘」だそうです。
そういうタスキをかけられておりました。

哀しみもどこへやら、楽しい休日となりました。

わたくしにも、そのタスキください。
今夜はそれをかけて、踊りたいです。ハイ。


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